この苦しさを「誰からも理解されない」と思っていた私がやっていたこと。

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<この記事を書いた人>

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旅立つときは一人

ある意味、私たちは生まれた瞬間に、親と切り離され、そこから一人の人生が始まります。

夫も旅立つときは一人でした。

看取られた方だって、一人といえば一人な訳です。

だから基本的に「一人である」という、ある種、冷静な部分をいつも心に置いておくことが大事。

その上で、自分を理解し、理解される自分でいられることをが楽に生きる生き方かなと思うんです。

私は「誰からも理解されない。されるわけがない」と思っていました。

多分、苦しんでいる方も私と似ていて、そういう場だとかそういう人がないと感じているのかもしれません。

でも、多分周りには、あなたを理解したくても、どうしていいかわからないで、動けなくなっている人がいるのではないかなと思うのです。

ただの興味の人は、結構グイグイ聞いてきたりします(ごめんなさい、私の主観です・汗)。

あなたのことを本当に大切にしてくれている人は、黙ってそばにいてくれたり、何か生活のお手伝いをさりげなくしてくれたり、案外「待ち」の姿勢でいるもの。

こちら側の「わかってもらえない」というフィルターが邪魔をして、一層自分を苦しくさせていることだってあるのです。

辛くて悲しい真っ只中の時は、「苦しさから抜け出せる魔法」みたいなものがあればいいのにと、躍起になって探していた時もありました。

でも、やっぱり人生って自分次第。

理解してもらえるかもという、ちょっとした「信じる」気持ちを、こちらがまず差し出す。

怖いかもしれないけれど、信用できそうと思える人に自分のことを話して見ると、意外と「話してくれてありがとう」となったりします。

私の場合、とにかく苦しくて、遥か彼方のロサンゼルス在住の「夫の友達の奥様」と、これまた海を超えたドイツ在住の「夫の伯母」に連日苦しい気持ちをメールで吐き出していました。

夫の生前は、数回会っただけの方々。

でも、本当の優しさと強さを持っている人というのは、意外なところにいて、受け止めてくれるものなのです。

わたしの場合は「信じる」も「信じない」も判断する能力は当時は皆無でした。

藁をもすがる思いという言葉がしっくりきます。

でも結論としては、とても信頼する人になったわけです。

彼女たちとはそのうちメールもしなくなりました。

だからと言って何かを言われるわけでもないです。

でも、ずっとずっとこの感謝は忘れることはないでしょう。

決めつけで自分の内に篭ってしまうのは、もしかしたら、とてももったいないことなのかもしれません。

例えば、私に吐き出したいなと思えばメッセージで直接気持ちを吐き出してもいいし、他のブロガーさんだって良いと思うんですよね。

1対1が難しいなら、オンラインサロン的な場があっても良いのかなと思ったりもしています(アンケートでもそういうご意見ありました!)。

ただ、私は当時見つけたところは悲しみだけであふれていた。

それだけは、私はしたくない。

だって絶対に前に進めるんだから。

地球にはこんなにも人はいるんですよ。

絶対に旦那さん以外にも理解してくれる人はいるのです。

それを信じるか、信じないか、だけ。

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コメント

  1. ひろひ より:

    SECRET: 0
    PASS:
    アンケート回答させてもらいました。本当に、興味本位の人は、ぐいぐい聞いてくる人多いですよね…で、本当に親身になってくれてる人は、寄り添ってくれたりしますよね。
    24日はちょうど主人の三回忌で参加できないので、来月参加してみたい気もしますが、やり方分かるかな…と思ったり。

  2. 田中 真弓 より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ひろひさん
    アンケートの回答ありがとうございます!嬉しい!
    何でしょうね、あの興味の塊のえげつない感じって(汗)。
    本当に人の本質が見えるから、面白いですね。
    24日は三回忌なんですね。
    お気持ちいかがでしょうか?
    次回是非是非ご参加ください。
    ネット環境さえあれば、大丈夫なはずです!
    私がお送りするURLをポチッとするだけです。
    ご検討下さい。
    コメントありがとうございます。