母からよく聞く言葉。
意味は
災いと福とは、縄をより合わせたように入れかわり変転する
ということです。
縄のように・・というのがとても分かりやすい。
二本の紐、それが災いと福の紐。
それをねじり合わせて一つの強い縄になる。
その縄が人生。
それは繰り返しやってくる。
私たちの人生ってそういうものだと、昔から言われているんですね。
例えば、それを生まれてくる前に、自分でその縄を作ってから生まれてくるとしたら?
誰しも素人ですから、綺麗に編める訳ではなく、その縄の「禍」の部分がとても太く長くしてしまったのかもしれない。
その前に「福」をとても綺麗に編んだのかもしれません。
縄自体とてもバランスが取れていても、短いのかもしれないし、とても長くて乱雑に作ったのかもしれません。
でも、それぞれひとつずつが自分の作品で、自分が決めたものだとしたら?
自分の作品をこよなく愛して下さい。
そして、必ず禍が福に変わり、福が禍に変わります。
平たく言えば、ただの順番なのです。
今ただ、禍の部分なだけ。
ただ、それだけ。
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コメント
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お母様はとてもよい言葉を言ってくださって、またそれを素直に受け入れられるあおいほしさんが素敵です。
私は母が夫を亡くしていないので、何を言われても、私の方が経験値上だし、と思ってしまって、素直に聞き入れるどころか何をされてもその都度イライラしてしまうのです。
私も中間子で育ち、人生上手くいっていた時は何も思わなかったのに、最愛の夫を亡くしてからは自分の生い立ちから育てられ方まであーしてほしかったのに、とか怒りが出てきて、夫が亡くなったことで家族全体のバランスが崩れてしまったと感じています。もう2年半ですが、一番頼りたい親と会う度イライラして、どうしたらいいのか、悩んでいるこの頃です。
特に私の前で両親が夫婦で会話するだけでイラッときてしまい、これは異常でしょうか。
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>まめさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
なんていうか、すごくご縁を感じました。
私は夫のことで、辛くてカウンセリングを受けていました。
でも、それが義実家に派生し、父との関係に派生し、最終的には母と私の問題だというところに行き着きました。(父とは確執はありました)
私は、それまで母を頼りにひとり親の生活をしていましたし、大好きですし、尊敬していました。
でも、気持ちを深めれば深めるほど、原因は母だというとが明確になり、それと向き合うこと、乗り越えることがとてもしんどかったです。
でも、生きていてくれてよかったと思います。
色々言いたいことを言いづらいけど言えたし、母もありがたいことに向き合ってくれました。
不器用ですけどね。
もしかして、わからないですが、心の奥底の問題は違うところにあるかもしれません。
素人の勝手な憶測ですみません。
なので、全く異常とは思わないですよ。
バランスが崩れたとおっしゃる気持ちはとてもわかるような気がします。
ただ、見方を変えれば、本当の意味でバランスをとる時期が来ているのかもしれませんね。
いつ書いたかはわかりませんが、母とのことを綴ったブログもあります(ごめんなさい)。
また、思い出したら、今の私の立場として、母とのことも書こうかな、と思います。
いつもありがとうございます。
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私も夫を亡くしてからカウンセリングを受けて、始め、デリカシーのない父が嫌なんだと思ったのですが、やはり最終的に母と私の問題と分かり、昨年は荒れてぶつけて向き合ってはくれたし謝ってもくれたけど、最近の運動会でもトンチンカンな行動を朝からされて、結局行動は変わらないし、自分以外の人間は変えられないしだから、諦めて接していこうと思いつつも、
ふたりの子を育てる日々、母のように将来思われる母親にだけは絶対になりたくないと思って毎日育てていること自体が悲しくなってきたこの頃です。。
嫌いではないのだけれど、正直ここまで合わないともともとの相性の問題なのか、
同じシングルになるなら親とうまくいっている家族だったらよかったのに、、とか思ってしまいます。
でも、そんな思いもこうして吐き出させてくださるあおいほしさんにとても感謝しています。
なにしろ、孤独感は何よりよろしくないと思っております。
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>まめさん
おはようございます。
お母様と話し合って謝ってくれた、それだけでもとっても前進ですね。
でも、人って習慣に戻っていくものだから、なかなか・・ですね。
おっしゃる通りで、人を変えるなんてできない。
その労力を考えるより、自分がしたいこと、夢とか食べたいものとか、行きたいところとか、会いたい人とかを考えて行動している方がきっといい方向に向かいそうだなーって思いました。
それで、また向き合うタイミンングがくるかもしれないし、そんなまめさんを見て周りの人が変わって行くかもしれませんね(変わらないかもですが・汗)。
孤独感、私はずっと持っていました。
でも、同じ境遇の人に会うご縁ができたり、こうして、ブログで同じような境遇の方とご縁ができたり、こんなにもたくさんの人が死別を経験されて、ひたむきに生きていることがわかり、1人ではない感覚はあります。
だから、こうしてコメントをくださること、とても感謝しています。
何よりも溜め込まず、吐き出しちゃうのが一番大事!
いつもありがとうございます。
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>あおいほしさん
いつもとても心を込めてお返事いただいてとても感謝しています。
本当に、人生に限りがあると身をもって経験している人とそうでない人とは話の波長すら合わないことがあります。
なので、同じ境遇の人とは波長が合うから無理なくそしてすんなり理解したりしてもらえたりすることが多く感じます。
私はグリーフケアの会に参加するのとブログで仲間を探すのと同じくらいのタイミングで、どちらにも同じように救われた思いでした。
本音を吐き出す場は自分が自分らしく生きることに必要だと私も実感してきました。
まだ年月があおいほしさんの半分にも及ばないほどなのだと思うと、今の自分の心境も仕方ないと許す気持ちになれますし、何年後かはまた今とも変わっていきそうだ、と思うと楽になります。
あおいほしさんの言葉はとてもわかりやすく、スマートでハートフルで、いつもすごいなぁと思います。
また立ち寄らせていただきます。
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>まめさん
おはようございます。
同じ境遇の人がいること自体を知ることは大事ですね。
私はそれすら誰もいないと思っていたくらい、周りが見えていませんでした。
そうそう、部屋の掃除をするように心の重く黒っぽいものを吐き出していきましょう。
私はすごくもなんともなくて、まめさんのおっしゃる通りただ、少し夫を亡くして時経っているだけ。
信じていれば、必ずトンネルから抜け出ることができるからね。
いつでも、吐き出してくださいね。
いつも読んでくださってありがとうございます。