世界にだって死別した人がいるんだ

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<この記事を書いた人>

秋の花火大会。

先週末。
ボーイスカウトのお友達のうちで花火を観させてもらいました。
ご自宅のベランダからよく見えて、しかもその先に、もう一つの花火大会まで見えるという、超贅沢な時間を過ごしました。
その仲間の一人から
友達を連れて行きたい。
ラトビア人で、去年旦那さんをガンで亡くした人。
とLINEが入りました。
私は速攻で
私も死別です。
是非会いたいです。
とお返事しました。
お子さんはもうすぐ2歳。双子ちゃんだそうですが、今回は一人だけ連れてきました。
お会いしての第一印象は、とても穏やかでなんていうか、旦那様を亡くされて一年とは思えないほどの落ち着かれた感じでした。
お子さんもハーフですから、もうお人形さんみたい。
壁画の天使がそのままでてきたように髪の毛がくるくるしていて、もう可愛いこと!
美味しいご飯を囲みながら、特に死別のことも語らずに普通に過ごしました。
旦那さんは日本人で、彼女はラトビア人ですが、日本語も堪能。
世界を飛び回っていたそうです。
なので、人生経験も豊富でとても聡明で、そういう色々な国の話もたくさん聞きました。
帰りの車で隣に座ったのて、暗い車内で少し話をしました。
うちは子どもたちが変にパパに似ているところがあるから、パパがいるみたいで寂しくないよ。
と言ったら、
そうそう!そうなの。
うちもパパにそっくり!
とか、
変な感じなんだけど、母国に帰って、自分の両親がとっても喜んでくれているの。
旦那さんがいたら、こういう時間が無かった。
ハーフだから、現地の人にとって顔つきもエキゾチックみたいなんですよね。
なので、とってもかわいがってくれている。
と、そこは少し複雑そうな表情でした。
でも、そういう気持ちもなんとなくわかって、
変な話、私の母は
孫たちを気兼ねなくかわいがれた
と言っているんですよね。
これは、旦那さんが存在しているのとは違うんでしょうね。
わたしには妹がいますから、比較対象してよりそう感じるのかもしれません。
そういう、ちょっとしたあるあるを共有しました。
そして、世界にもたくさん、大切な旦那様を亡くされてもなお、子どもたちとひたむきに頑張っている人がいた。
それをリアルに会って実感。
私は勇気をもらえたし、彼女の「何か」の役に立ててたら嬉しいなぁと思いました。
彼女は今後ラトビアに帰るため、日本のうちを整理しに、日本と母国殿行ったり来たり、10時間かけてされているのです。
私の死別後1年を思い返して見ると、本当にすごいこと。
誰かと比較するものでもないけれど、でも、本当彼女の言動や立ち居振る舞いを見ていて、尊敬の念が芽生えるくらい素敵な人でした。
旦那様の死を
彼はとても優秀だった。
本当に残念。
と言っていました。
優しくて楽しい夫は、亡くなるには早すぎて、私もそういう思いを何度もしました。
でも、何かやっぱり、どこか精一杯、それこそ命の限り生きて。彼のミッションが達成して、旅立ったのかなとも思うのです。
最後別れ際に、かわいいかわいい天使君を抱っこして、
ママの事守るんだよ〜
って、ぎゅーっと抱きしめました。
今日の出会いにも何か意味がある。
そう思います。
とても素敵な彼女、きっと大丈夫だなって。旦那さんの愛をとても感じました。
そう、私たちはひとりぼっちじゃない。
日本だけじゃなく、世界中に似たような思いをし、それでもなお生きている人がたくさんいるのです。
世界のニュースは毎日のように見ているけど、どこか他人事。
でも、こうして実際にお会いすると、本当に「肌で感じる」ものがありますね。
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