息子の悩み。
息子には大好きな友達(Yくん)がいて、その子のことが大好きな別の友達もいます。
Yくんと息子は本当に大の仲良しらしいのですが、もう一人の友達がYくんのことを好きなので息子に意地悪なことを言うみたいなんです。
私は、そのことで再三先生を交えてお話をする機会を持ってもらっていて、解決したなと思っては、また同じような愚痴(息子にとっては悩み)を聞かされるわけです。
いくら言っても前に進んでいる気がしないので、そろそろその友達関係を見直す時が来たのかな?とも思いました。
だって、いくら話を聞いてもいくら解決しようとしても結局スタートに戻ってしまう。
堂々巡りで私も少々(?)イライラしてしまうんですよね。かれこれ悩み始めて2年は経っています。
昨日も息子に同じような愚痴を聴かされて、正直「またかよ」って思ってしまいました。
だから、熱くなって息子に話をしてしまいました。
一体誰の人生?何のために生まれてきたの?
そもそもパパとママは君にどういうふうに生きてもらいたと思っているのか?
パパはもっと楽しいことをやりたかったと思うし、生きているうちにたくさん楽しむんだよって一番教えてくれているんだよって。
そうしたら、息子はなんか泣けてきた・・・と言ってしくしく泣くんです。
で、違う友達にも興味を持って話してみると言っていました。
そして翌日、私が学校のカウンセリングの日。
経緯をお話しして、今後どう関わっていくかを考えました。
私も先生にお話しして心がすっきり前向きになっていました。つまりいい気分だったのですね。
子供をピックアップして一緒に帰るとき、偶然息子の知り合いのお友達に会いました。
その子は、息子のクラスメイトの家で遊んでいてその帰りだというのです。
その子は息子も遊んだことのある子で、じゃあ今度一緒に遊ぼうよ、という話になりました。
巡り巡っていろいろな縁が繋がって、息子に別の世界の友達と繋がったのです。
息子はシャイでお人よし。
自分から進んで友達をガツガツ作ることが難しい子なのですが、向こうから求めている世界がやってきたという不思議な経験をしました。
だって、少しでも時間がずれていたらその子とは偶然会わなかったし、何のつながりもない子だったら挨拶だけで終わる話。
そこで、ハッとしました。
仏壇の前で息子から散々その悩みを聴かされたのです。あまりにも私が熱くパパのことも絡めて話したもんだから、パパが「はい」ってこのチャンスをプレゼントしてくれたんだろうなって思ったのです。
以前も書いたかもしれないけれど、そういうハッとすることってパパが亡くなってから結構あります。
見えない力を私は信じているし、やっぱりパパは見てるよ、応援してくれているよって言ってくれているみたい。
新しい友達関係でまた悩むこともあるでしょう。
でも、同じことで悩むわけじゃないから前に進んでいるってことになるでしょ。
私にはそれが嬉しいです。
息子も私も気持ちを吐き出して、まぁなんとかなっていくかなとその問題を手放したときに、そういうチャンスが巡ってくるもんだなと改めて思いました。
執着しなければ引き寄せるって本当なんですね。
余談ですが、私の解決してない問題ってきっとものすごく執着しているんだなーと改めて感じました。
そして、やっぱりパパはいなくてもいるんだな、と思いました。
いますよ、あなたのそばにも、大切な人。
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