思った以上に

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

夫を亡くして間もない頃、本当に引きこもりで布団を敷きっぱなしでよく寝ていたように思います。

次男もまだまだ小さかったしお昼寝もしていたので、一緒に寝ていたんでしょうね。

とにかく、朝も昼も夜もなく、起きているよりも寝ている時間の方が長かった。

それは、起きているよりも寝ている方が楽だのかもしれません。

寝てしまえばその時は、考えるのを止められるから。

起きていれば、答えのわからないことをいつまでも考えてしまって、それで自分をさらに辛くさせていました。

なので、引きこもり生活をしていた割には、思った以上に疲れていたんだと思います。

こんなに寝ていたのに、夫が夢に出てきた記憶って本当に1〜2回。

夢って眠りが浅い時に見るっていうじゃないですか。

こんなに寝てばかりの生活だから、本来眠りが浅いはずなのに、とにかく考えすぎて毎回の眠りが深かったのかなぁと思ったりします。

体ではなくて頭を使って考えるって案外疲れるんですね。

私はこんな生活をしていたので、自分の思うままに眠れていたから、よかったのかもしれません。

もし、お仕事をしていて、例えば、夫の分まで頑張らないと!!と意気込みすぎて寝る間も惜しんでいる方がいたら、どうかどうか無理なさらないで、休息する時間を忘れずに。

どこかで、虐待をしてしまう母親って寝不足の人が多いっていうのを読んだことがあります。

これは、普段の生活でも同様で、疲れていたり、眠かったりするとやっぱりイライラしがち。

これは、子供も大人も同じなんですね。

そして、夫を亡くしてしまうとか、そういうショックなことを経験してしまうと、自分が思っている以上にものすごく考えるので、ものすごく疲れている。

だけど、その気持ちを脇に置き、誰も何とも言っていないのに、自分で勝手に義務感にかられて必死になると少々危険です。

悲しいなら悲しいこと、辛いなら辛いということを感じて、まずは自分にそういう気持ちなんだねって声をかけてあげてほしいと思います。

自分の素直な気持ちを受け入れる。それをしてあげるだけで、きっと安心するというかホッとできると思います。

今だから、そう思えます。そうしてあげればよかったって。

そういう気持ちで、ホッとして眠れるとさらに体が楽になりますよ。体が充電してくれば、連動して心も少しずつ回復してくると思います。

どうかどうか、休息することを忘れないでください。

あなたは十分に頑張っています。

 

 

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント