昨日は、仕事の支援をずっとしてくださっているNさんにご挨拶に行ってきました。
この人こそ、私のメンター。
いつも私をいい方向に導いてくれる大切な人。
死別直後に出会って、今でもおつきあいをさせていただいている数少ない人です。
一番辛くて不安で先も見えなくてどうしようもない、笑顔のない私を知っている人。
だからこそ、その当時を一緒に振り返れます。
私にとって、彼女と話すことは自分のここまでの道を振り返り、どんな風に乗り越えてきたかを実感出来る大切な時間でもあります。
今年一年職場で辛くて仕方ない時にメールで相談しました。
その時は身動きができなくて、とにかく折り合いをつけながら今の仕事を継続する選択をしました。
理想と現実。
その時は、現実を選び、とにかく仕事を継続することを選んだわけです。
でもね、そもそも当時の私は選択する余地すらなかったのです。
「生きる」という「現実」だけ。
生きていくには?この子供達を抱えながら生きるには、ただそれだけでした。
Nさんは私の必死になっている様を見て「頑張らなくてもいい」と言ってくれた人。
そこで、仕事ではなく職業訓練という道を教えてくれて、遠回りしながら今こうして仕事をしているというわけです。
生きていくのに、「仕事」だけじゃないということを教えてくれた人です。
そんな私が、今、どう「生きたい」かを追い求めている。
当時の私からすれば、本当に信じられないことです。
そして、今年2回目(汗)の就職報告。
やっぱり人と関わる仕事がしたい、という自分の「理想」に一歩近づけた報告です。
当時の私を振り返り、本当に頑張ってこられましたね、と言ってくださいました。
この言葉は、本当の私を知っている人からの言葉であるので、自分に勇気と自信を与えてくれます。
これから、また何かあったら、この人はヒントをくれる。
解決(決めて行動する)するのは自分自身なのだから、きっと大丈夫。
ここにきて、彼女と話すとそれが実感として湧いてくるのです。
会うたびに少しでも成長している自分でいたいと自分を奮い立たせるのです。
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