死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。
「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。
心が弱まると、考えも弱まります。
あの時は、本当に全てがうまくいかなかった。
怖いくらい自分をとことん否定され、ついには自分が自分を罪人だと思うようになります。
そんな真っ暗なトンネルの入り口に立つ頃のお話。
何もかもうまくいかない
私は夫と結婚する少し前に仕事を辞めました。
結婚したら専業主婦。
結婚がゴールだと安易に思っていたからです。
これはかなり浅はかな考えだったと思います。
新居に引っ越したばかりの彼にとって、専業主婦と子ども二人を抱えた生活は相当なプレッシャーだっただろうと、今ならわかります。
私がもしあの時、仕事をしていたら、人生は大きく変わっていたかもしれません。
そんなことを今でも考えます。
そんな浅はかな考えを持った3歳と0歳の子供を持った専業主婦の就職活動が始まります。
毎週入ってくる求人広告のチラシ(そういう時代です)を見ては応募をする日々。
社会から離れた生活をしていたので、採用する人事の人の考えなんて微塵も考えていませんでした。
志望動機には「夫は亡くなった」と必ず記載して、大変なんだから採用してくださいアピール。
その当時はそれが正しいと思っていたので、至る所にその履歴書を送っては不採用の通知が来ます。
たまに適正テストに進んだものもありましたが、そんな状態で試験になんか合格するわけがありませんでした。
私の焦る気持ちは空回りし、うまく行かない日々。
夫を亡くし、挫折感でいっぱいなのに、不採用でさらに自信を失っていきます。
何をやってもうまくいかない。
結婚生活すらうまくいくことができなかった。
あんなに幸せだったのに、なぜ?
私はなんでこんな仕打ちを受けなければいけないの?
そう問いかけると、夫への後悔が雪崩のように襲ってくるのです。
私が、彼にこうしてしまったから、あんな風に声をかけたから、生前もう少し遅く帰ってきてくれたらなと思ってしまったから、夫は死んでしまったのだと、私はやったこと全てを「悪いこと」に変えて、夫の死と結びつけていきました。
こんな私が、夫を死に追いやってしまったのかもしれない。
ごめんね、ごめんね。
だから私は、こんな仕打ちを受けて然るべき人間なんだ。
ごめんなさい。
パパ、ごめんね。
そんな風に自分を追い詰める気持ちが高まり、私はついに動けなくなるのです。
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