死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役にたてればと思い記事を更新しております月城真佑美です。
今日は「私が死別ブログを始めた理由」についてお伝えします。
私の死別体験
私が夫を亡くしたのは2012年10月です。
夫が会社に出かけて、そのまま還らぬ人になりました。
数日行方不明状態が続き、捜索願を出しましたし、会社の人とも一緒になって探しました。
後日、川で見つかったと警察から連絡があり、亡き夫と対面することになります。
青天の霹靂とはこの事で、私はここから絶望という真っ暗闇に放り込まれることなります。
当時の子供の年齢は長男が3歳、次男が11ヶ月でした。
私は子供たちを警察署に連れて行く気力もなく、パトカーがうちまで迎えにきてくれた事はよく覚えています。
警察署で夫の遺体と対面した時の映像は今も覚えています。
その時から私は真っ暗闇の中、その出口を一人で見つけるために彷徨います。
その道は決して楽ではなかったけれど、今とても幸せを感じて生きています。
ですので、死別ブログを通してその方法を伝えいます。
私が死別ブログを始めた理由は以下の通りです。
理由1・死別の辛さから楽になれると信じているから
私が夫を亡くした当時、一番感じたのは「孤独感」。
私がまずしたことは、同じように若くして夫を亡くした人がいるのだろうか?と、似たような経験をしている人をインターネット上で探しました。
当時は死別ブログというものは、ここまで主流ではありませんでした。
死別ブログの代わりに、私はmixiというオンラインコミュニティで死別の方々と繋がりました。今で言うライングループみたいなものです。
そこで、孤独感から解放された!と思った瞬間、私は痛烈な違和感を感じました。
希望を見いだせない、悲しみに暮れている投稿で溢れていました。
私もこんなにも孤独でこんなにも悲しいのに、私はきっとこの悲しみを癒すどころか深くなってしまうと怖さを感じました。
私はそのコミュニティから距離を置くことに決め、「このままでは嫌だ」と強く思うようになります。
そこから、私の真っ暗闇から光を見出せる道の模索が始まります。
若くして夫と死別する事は本当に孤独で辛いものです。
もう一生笑えないと思うかもしれません。
一生一人で孤独なのかと不安になるかもしれません。
胃の中に鉛の塊があるような感覚を持っている方もいらっしゃると思います。
でも、私は「このままでは嫌」と思えば、必ず光を見出せるし、真っ暗闇から出口を見つけられると信じています。
だから、私は死別の辛さを経験している一人の死別シングルマザーとして、希望の持てる死別ブログを立ち上げました。
理由2・死別後の具体的な方法を伝えたかった
夫との死別後、私は色々なことを試しました。
決して楽ではなかったけれど、全てのことをトライして良かったと思っています。
私は死別して4年が過ぎ楽になったと感じた頃、ふと「死別した後に楽になる方法はある。こういうことを誰かに教えた欲しかった」と思いました。
死別後の悲しい日々を死別ブログとしてリアルタイムで綴っている方の方が多いのかもしれませんが、私が思いたった時、その時期を過ぎていましたので、死別後の辛さから抜けた私だから伝えられることがあると思いました。
私が試してみて良かったことをお伝えできるような死別ブログを目指して2017年4月に死別ブログを(当時は死別ブログ「心の処方せん」と言う名前で)始めることにしました。
理由3・命の大切さを経験で知っているのが死別シングルマザーだから
夫との死別という立ち位置は、親を亡くすとは全く違います。
それに優劣はないですが、違うということは確かです。
思い描いていた人生のビジョンも全て崩れ去ります。
そして、子供たちを一人で育てていくプレッシャーも生まれることでしょう。
つまりは生活自体が一変します。
正直悲しみに暮れているだけでは済まない部分を持ち合わせています。
夫が若くして亡くなったことで、命とはあっけないものだと私は感じました。
死は遠い存在だと思っていたのに、こんなにもあっけなく終わってしまうのだと、夫が夫の命をかけて教えてくれたと思っています。
- とても苦しい反面、苦しいだけで終わらせていいのかな?
- その経験をこの若さでする意味はなんだろう?
- 人は死ぬ時は死ぬのだから、ではどう生きるのか?
- なぜこの若さでパートナーを亡くすという経験をしたのだろうか?
いつ死ぬか分からないのならば、どう生きるかを人生で1度くらい本気で考えてもいいのではないかなと思います。
その本気を死別シングルマザーの方々が出して人生を楽しめたら、本当に命の大切さを伝えられる人になれるのだと私は信じています。
その輪が広がれば、死別シングルマザー(未亡人)のイメージすら変えられるのだと思います。
私は、以上の3つの思いがあり、こうして死別ブログを書き続けています。
だから、死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役にたてればと思い記事を更新しております。
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