夫が亡くなった時、次男はまだ1歳にも満たない赤ちゃんでした。
毎日途方に暮れて泣いていたあの日、次男は何もわからずただただ、みんなに笑顔を振りまいてくれました。
そして、食べること、排泄をすること、寝ること、など生きることをひたむきに繰り返す彼の姿と、彼を育てなければいけない最低限の育児を繰り返す私は、それだけで何か生を確かめるように過ごしていたのかもしれません。
屈託もない次男の笑顔は、それだけで天使そのもので、私と長男の悲しさや寂しさを、ひととき忘れさせてくれました。
彼がいたから、笑顔を取り戻せたのかもしれません。
何もわからない。
時として、そういう無知な部分が人を救うことがあるのだと思います。
最近、「パパがいればなぁ、こんなことができたのに」と言うようになりました。
これからが、私の気合いの入れどころです。
彼が救ってくれた分、私は人生の面白さを、楽しさを、夫がいないこの状況で伝えたいと思っています。
でも、固くなりすぎずに、柔軟に。
一番は、私が面白おかしく楽しんでいる姿を見せることなのかなと思っています。
次男の笑顔がくもりませんように。
次男に心からの感謝を込めて。
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