3回目になるカウンセリングは、夫というよりも、ずっと自分や親のことが中心で話が進みました。
自覚はしていましたが、親の愛情不足、承認欲求が子供の頃から私にはありました。
でも、理想と現実がどうしても埋まらなかった。
この、変えようのない現実(夫との死別の現状)。
親に申し訳なくてしょうがなかった。
そこで先生から日常生活で母がしてくれていることは何か?質問されました。
- 母は、夫が亡くなった時、すぐに私の元に来てくれました。
- 母は、夫の葬儀の時、次男をずっとずっとおんぶしてくれていました。
- 母は、通学していた頃、毎日子ども達を迎えに行ってくれました。長男と手をつなぎ、次男をおんぶして。
- 母は、淡々と毎日毎日私にご飯を作って、子供達と私の帰りを待っていてくれました。
- 母は、カウンセラーの講義の日、子ども達を実家に泊まらせ、子供達と一緒に寝て、朝遅刻しないように自宅に送り続けてくれました(7ヶ月!)。
母は、私を一人にしなかった。
言葉や、スキンシップはなかったけど、そばでいつも応援いてくれました。
それこそが、私が欲しかった深い深い愛情だったと気がつきました。
そして、最近子供達がゲラゲラ笑っている姿を見て、「よくやってると思うよ」とさらっと言っていました。
嬉しかった。
私は、青い鳥を探していたのです。
人は生まれてきて、たった一人で生きていくことはでません。
カウンセリングの中に内観療法というのがあります。母(父、兄弟)にしてもらったこと、して返したこと、迷惑をかけたことを考えるというもの。
それをテーマにして、あなたも考える時間を取ることをお勧めします。
私は、カウンセリングを通して「お母さん、ありがとう」という言葉を心の底から言えるようになりました。
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