亡くなったパートナーの話をしていますか?

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<この記事を書いた人>

亡くなったパートナーの話をどのくらいしていますか?

思いっきり話ができる場はあるでしょうか?

いつまでも、亡くなった人のことを考えていないで未来を考えよう!

とか、

まだ悲しんでいるの?

と、周りは心配するような言葉をかけてきて、戸惑うこともあるでしょう。

それを敏感に感じ取って、亡くなった方のことを言わないようにするのは、「我慢」になります。

言える場を自分で確保することをおすすめします。

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そういう場というのは

  • カウンセリング
  • ピアカウンセリング(当事者同士の喋り場)
  • 当事者LINEグループ
  • TwitterなどのS N S

解説します。

カウンセリング 

1対1で基本的には安心安全な場(閉ざされた空間・オンラインなど)で自分の気持ちをカウンセラーに話をします。

カウンセラーはあなたの気持ちに寄り添いますし、否定をされることもないですから、思い切り話ことができます。信頼関係が確立すると、自分の心をどんどんと整えられるようになるでしょう。

ピアカウンセリング

ピアカウンセリングとは、当事者同士が集まって同じ仲間として共感できる場所です。

当事者同士のコミュニティに関しては、私は毎月1回、オンラインとリアルランチ会を開催しています。(現在は死別シングルマザーに限らせていただいています。)

そこでは、亡くなった方のお話をするもよし、未来の話をするもよし、自由。

私のコミュニティは未来を考えられる、前向きなコミュニティです。

まだまだそういう気持ちになれないという場合は、自分に合った場を探しましょう。

ライングループ

死別経験をした人が呼びかけて、グループを作っていることもあるようです。

自分に合ったグループに入ることで、癒されることもあるでしょう。

顔を出したくないとか、文字でのやりとりの方が気楽という人にはいいでしょう。

 

TwitterなどのS N S

自分が呟くことで、フォローしてもらうことで共感を得ることもあるでしょ。

一方的に自分から発信できるので、より気楽に気持ちを吐き出せます。

出し切ることは大切

自分がもういいやと思えるまで、旦那様のことを話し尽くすということは大事です。

出し切った後に、少しずつ前を向けるようになるから。

経験したことのない人とは時間感覚が違います。

年単位、ロングスパンで解消するものだ、くらいにゆったりと構えてください。

経験したことがある人であれば、その時の感覚や、辛い気持ちも共有できることが多いです。

ですので、何で亡くなった人のことをここまで話すのだろう?という疑問すら持たれないので、ストレスなく、気兼ねなく話ができるでしょう。

未来の自分をイメージできる

また、死別歴のさまざまな方と話すことで、自分の未来をなんとなく想像できるというメリットがあります。

死別して、先が見えない。ずっと苦しいのだろうか?という疑問は、先を行く人でなんとなく解消してきいます。

そして、自分の死別体験が誰とも同じではなく、唯一無二の経験だったという気づきを得られます。

それは自分の経験を大切に尊重できますので、たくさんの死別体験と触れることで、「自分だけ」という気持ちのニュアンスに変化をもたらされることになります。

誰とも同じ経験はない。だからこそ、自分とパートナーとの死別を大切にしてください。

今後の自分の人生の糧にしてください

それとともに、同じではないと思う反面、わかってもらえたという気持ちも生まれます。

一人ではないという経験は、あなたに強さと勇気をもたらします。

あの人も、死別を経験して頑張っているのだから、私ももう少し頑張ってみようかな?という気持ちになれます。

同じ経験をしているからこそ、背中を押されることがあります。

同じ経験をしているからこそ、否定することもありませんし、むしろ尊重してくれる仲間に出会えます。

自分の経験は一番大切に

誰にも譲ることはありません。

それができれば、相手も尊重できるはずです。

自分を確立して、相手との境界線を持つ。そのために、自分の経験を語り、いかに自分の人生が素晴らしいのか、亡くなった相手との経験が自分のためになっているのか、確認するのです。

多くの人の前で話すのが難しいなら、カウンセリング(昨日の記事)で一対一で話すことをから始めればいいでしょう。

それ以外にも、S N Sで自分の思いを発信したり、LINEのような文字のやりとりで共感を得ることもできます。

できるなら、自分はいつか、この場を卒業するのだ、という気持ちを持ちながら、参加するとより前に進みやすくなります。

命日こそチャンス

また、命日には、思いっきり夫の話ができる場です。

こういう時は、死別経験をしていない友人知人と大いに話をするといいでしょう。

年1回など、頻繁に会わない人と時間を共有することで、自分の変化を周りの方が感じやすいです。(久しぶりに見る親戚の子がずいぶん大きくなったと感じるような感じですね)

亡くなった人のことをたくさん話すことは供養になります。

(お坊さんから聞きました)

ですので、色々な場で、旦那様の話をすることです。

出し切ることです。

その後、自分の人生を考えてください。

中途半端に消化不良になると、心と体を拗らせかねません。

 

 

 

 

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