新しい冷蔵庫にした日。

写真は古い冷蔵庫

冷蔵庫を買い替えました。

家電10年も経つと本当にガタが来るし、新商品の進化といったらすごいですね！

当時、夫との新生活をワクワクしながら想像し、一緒に買った4人家族用の大きな冷蔵庫。

結局夫はその8ヶ月後に亡くなりますから、女子1人子供（赤ちゃん）2人で使うことになり、ずっと大きいなと感じていました。

大人の男性一人いないと食糧事情は大きく変わりますよね。

でも、ここにきて食べ盛りの男の子がいるにもかかわらず、私はあえて、小さいサイズの冷蔵庫にしました。

ここで夫と選んだものをまた一つ手放します。

子供たちからはサイズダウンを反対されました。

でも、溜め込むことをしたくないと思ってあえてコンパクトサイズへ。

冷蔵庫からは、何年も使っていないスパイスやら冷えピタシートまで出てきました（汗）。

こうやって何年も眠っているだけのものがたくさんあり、また手放すことができました。

 

時代も変わって、今やほとんどネットですぐに届きます。

夫を亡くした当初は、買い出しに行くことも辛かった。

一人で大きな荷物を抱え、誰の手も借りることなく一生懸命自転車に詰め込んで運んでいました。

旦那さんがヒョイっと荷物を持って楽しそうにしているご家族を横目に、私は一人で黙って買い物していたっけ。

でも、今は違います。

家にいて、ポチッとすれば明日には届くなんて当たり前。

だから、冷蔵庫にたくさん買って詰め込むなんてことはしなくても良いし、歯を食いしばって荷物を運ぶこともなくていい。

買ったら食べる、使い切る、どんどん回していく。

いつも循環させたいという私の思いもあります。

10年なんて、過ぎて仕舞えばあっという間です。

これから食べ盛りではあるけれど、更に10年後私は55歳、長男23歳、次男21歳。

子供たちは家にいないかもしれない。

今回買った冷蔵庫ですら大きく感じるかもしれません。

 

周りの環境も変わるから、冷蔵庫という概念も変わるかも。

そんなちょっとした期待を含めて、新しい冷蔵庫とのお付き合いが始まります。

ワクワク。

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