知らない人が亡くなる時の感覚

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<この記事を書いた人>

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知らない人が亡くなった場合どんな感覚を抱きますか?

例えば、死亡事故のニュースを見た時、自分はどんな心になりますか?

あぁ、そうかと聞き流しますか?

ものすごく心が痛みますか?

私は、最近それをとても考えます。

どこかで人が亡くなったんだ、その人に近しい人はきっと心傷んでいるだろうと思います。

だけれど、すごく心配しているかと言うと、その時にあぁそうかと思い、すぐに違うことを考えている。

ずっと引きずることは正直ないのです。

それは自分が冷たいとかそう言うことではなく、死とはそう言うものなのだと言うことです。

だから、夫と死別した時に、周りはとても早く日常に戻り、元気になれ、そろそろ元気になる頃だと決め込んだ態度で接してくる、ずっと悲しんでいたら、故人は悲しむよと言ってくる、そのことに違和感というか、その人たちとの隔たりを感じていました。

そして置いていかれるような気持ちになり、とても孤独に感じていました。

自分が苦しい度合いはその人との心のや現実的な距離の度合いに比例します。

自分が苦しいのと、他人が苦しいのは全く違うのです。

だから、わかってもらえないと感じたり、みんなに忘れ去るような感じがして辛くなるのは当然。

でも、周りは置いていっているつもりもないし、冷たいわけではないんですよね。

ただ、違うだけ

そこを同じように分かって欲しいと期待するのは、きっと難しいのかなと思います。

期待した分だけ傷つくというのかな。だから、孤独で辛さが増すのも確かですが、ある意味自分と亡くなった方と向き合って、少しずつ付き合い方を構築することが大事なんですよね。

そして、自分をたまに振り返り、変化した自分を確認しながら、少しずつ進んでいけばいいのです。

知らない人が亡くなったと知らされた時の自分の感覚、ちょっと知り合いくらいの人が亡くなった感覚、それが自分が死別した時の周りの方の感覚です。

それを少し客観的に感じてみると、あぁそうだったのか、と納得できる一つになると思います。

 

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