子供達の受け入れ
今日から子供たちは夏休み。
私は出勤日なので、寝ている彼らに声を軽くかけて出てきました。
私がいなければいないでなんとかするので、こんな時は手を出さないでおきます。
なんとかなるさと思っていると、何とかやってくれるもの。
そう言えば、子供たちは
なんでうちにはパパがいないの?
とは言ったことがないです。
子供って本当に素直で、
パパは死んじゃった
パパはウチにはいない
と伝えたら、それを事実として受け入れ、そうなんだと思うものかもしれません。
パパがいたら良かったのに
は、たまに言います。
でも、なんで?とは言わないですね。
だって死んでしまったから、が彼らのシンプルな答えなのかもしれません。
我が家は夫が亡くなった時、小さかったから、パパの存在がよく分からないと言うのもありますが、彼らは事実だけを受け止めて居るように思います。
うちにはパパが亡くなっていないと言う事も、彼らが色々な人に事実として伝えてくれていました。
当時の私は、驚きとともに楽でした。
亡くなった子供の年齢
逆にお子さんが大きくて、パパを亡くされた場合。
お子さんの心が育って居ると、またパパの受け止め方も違うでしょう。
この間3回忌を迎えたクライアントさんのお子さんが、会話の中にさらっとパパのことが出てくるようになったと言っていました。
それまではあまり話せかなったとか。
子供本人がその事実を消化しきれず言葉にできないと言う場合もあれば、ママの様子を見て言えないと言う場合もあるでしょう。
ママのことが心配で、パパのことが言えないと言うお子さんもいらっしゃるかもしれません。
お子さんやあなたが、パパのことを口にできた時、変に大きくリアクションをしなくて良いから、さらっと受け止めてあげてくださいね。
パパのことを言わないから、だめとか良いとかではなくて、パパはパパで、家族なんだから、自然と家族の中にいる存在って言うのはきっと変わらないから。
亡くなって特別な存在になったわけではないし、逆に何かだめな存在になったわけでもないと思います。
パパがいない生活が落ち着いてきて、パパがいない生活の中のパパの存在、在り方があなたの今の家族や生活に馴染んできて生きているそんな感じです。
子供たちから学ぶことはたくさんあります。
案外子供達の方が現実を受け入れて、前に進んでいる場合がある。
本当に「親」とではなくて「同志」として子供達のことを見ると、学びを与えてくれる素敵な仲間なのです。
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