ありがとうを受け取るのではなく、「浸透」させる

私は先日誕生日を迎え、気がつけば夫より10歳も歳を取ってしまったんだなと思いました。

そして、10年前の誕生日は、次男がお腹の中にいて、新居探しをしていた頃だなぁと思い出しました。

私にとって、もっとも幸せな時期、だったのかもしれません。

でも、やっぱりいつでも誕生日に「おめでとう」と周りの人に言ってもらえて、「ありがとう」と答える、このやりとりは、夫がいようといまいと嬉しくて、とても幸せを感じています。

たとえ、

お誕生日おめでとう

と言われても、

いやいや、そう言われてたって、私夫がいないから全然おめでたくないですから

と一瞬頭を過ぎる時期もあるかもしれませんが、一旦はとりあえずでも

ありがとう

と言うと思います。

その自分の発している言葉や、そう言葉をかけてくれる人が周りにいることが、何より素晴らしいことです。

こんな時くらいありがとうを言いまくりましょう。

それを聞いているあなたは、きっと何より心地よさを感じているはず。

と言うか、私は、今年は本当にそれを感じました。

多分、今コーチングを受けていて、「自分の存在を全面的に受け入れる」訓練をしているからなのかなと思っています。

自分が存在していること、ただそれだけに価値があるとを受け入れるトレーニング。

それがだいぶ板についてきたので、ポジティブな言葉が心に浸透している様な感覚です。

ただ、受け取るのではなくてね、「浸透」させる。

ネガティブな経験をしてしまうと、自分の価値自体がぐらつきます。

私の人生って、私って、なんてダメなんだろうと、突っぱねようとします。

受け入れ難くなるんですね。

でも、それも日々ちょっとだけ努力をすれば、それがいつしか習慣になり、新しい自分へと進化できるんですね。

ありがとう、と言われることも、言うことも、その言葉の価値自体が上がっている様な感覚です。

そして、それを受け取れる自分の価値自体が上がっているのかもしれません。

私は自己肯定感低いですから、この満たされ感はとても新鮮な感覚でした。

改めまして、たくさんのありがとう！