無性に寂しい夜

この間、死別男子と知り合いになり、ラインで会話をしていました。

男女という違いはあるけれど、やっぱりあるあるは共通するもの。

彼は子供はいないから、夜とても寂しくなる時があるんだよ、と言っていました。

それはなんとなくだけど、分かる。

私は、今育ち盛りの男子２人のママですから、寝かしつけるまでは、無駄にみんなが声を張っています（笑）。

むしろうるさい（汗）。

だから、そこまでは寂しいとかそういう前に

早く寝静まってくれ〜〜

って思っています。

それくらいワイワイ、バタバタしています。

仕事が立て込んでいたり、やりたいことも割とある方なので、時間がいくらあっても足りないのですが、彼らが寝静まって

シンとした家にただ、1人いて、1人を感じた時に急に寂しさが襲ってくる時があります。

私は、夜、テレビもなく音もなく過ごすことが多くて、ふと気がつくと、日中との差が激しくて、余計静けさを感じてしまいます。

そういう時に、ふと私は、私だけが一人ぼっちなんじゃないかという寂しさに襲われる時があるんですよね。

だから、彼が毎日子供もいずに過ごす時間というのは、とても孤独で寂しさを感じてしまうのかなと想像できるのです。

友達がいたって、それとこれは別。

心の問題で、とにかくこの静けさが、むしろワイワイしたどこかお店であっても、ふと突然寂しくなる。

これって、死別だから、とかそういうことはもしかすると関係なくて、夫婦でいたとしても、家族がいたとしても、寂しさや孤独を感じている人もたくさんいると思います。

でも彼の発する「寂しい」というニュアンス。

これは一つの同じ言葉ではあるけど、その意味合いと、

「うん、わかるよ」

の感覚は、やっぱり死別の友達だからこそわかってもらえたと思えるもの。

だから、そんな夜に、ふと

うん、わかるよ

とLINEであっても繋がっていて、言ってもらえるだけで、何か心救われるなと思うのです。

彼とは恋愛とかそういうことでは全くないんだけど、何かお互い救われる部分もある。

男性だから、ちょっと友達に話すことが躊躇してしまうことも多いみたいだから、気持ちを飲み込むことも多いみたいです。

私みたいに、誰にでもぶっちゃけてしまえれば、楽だろうと思うけど、こうできるようになったのも最近だからなと思うわけです。

だから、私と気楽に話せるようになればいいなと思いつつ、冗談混じりで死別あるあるをわらいとばす。

そんな静かなやりとりを、静かなく夜にするのでした。

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