あなたがするべきこと

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<この記事を書いた人>

夫を若くして亡くし、子供を育てている、それけで、「別格」扱いをされることがあります。

それはその人の物差しで、やったこともないことを勝手に「できない」と思い込んでいるから言えること。

例えば、私だったらできないとか、すごい強いんですね、とかそういう、その人にとっては褒め言葉なんでしょうが、私にとっては

はい、そうですか

という、なんともドライな感覚です。

私は、兄妹の中でいちばんの泣き虫だし、いちばん色々な意味で「危うい」と思われていました。

なにをやっても続かない、何をしてもすぐ文句を言う、泣く。

そんな私だったから、結婚した時は本当に良かったと安堵されました。

昭和の時代の親ですからね、ある意味結婚がゴール。

これでこの娘も片付いた。

彼なら安心だなってね。

でも、4年と少しでその幸せは一気に無くなりました。

なんだろう、映画でいうと崖から突き落とされて、片手で枝とか岩とかを掴んで片方の手には子供が手をつないでぶら下がっているような感じ。

この手を離したら終わる。

私はその手を離さなくて、たくさんの人が引っ張り上げてくれた。

ただ、それだけなんですよね。

強かったからとか、そういうわけじゃない。

周りの人が「おおきなかぶ」のように、一生懸命協力して引っ張ってくれたんですね。

元々はとてもダメダメで、とても泣き虫なんです。

でも、本能的にこの手を離したらいけないって思ったんです。

何も考えていないといえば、それがいちばんしっくりくるかもしれません。

やってやろうとか、生きてやろうとか、そういうことすら思っていなかったと思います。

まさに「崖っぷち」ってやつですよ。

頭は真っ白です。

だから私は、こんなダメダメな私のことを一番よーくわかっているからこそ、これを読んでくださっている方に対して「絶対できる」って思えるんです。

その手を離さなければ、そこで助けてと言えれば、絶対にその声は届くし、引っ張り上げてくれます。

あなたは手を離さなけれないい。

それがあなたのすべきことです。

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コメント

  1. まめ より:

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    いつもそうですよね、と思って拝見させて頂いています。
    社会の折りに触れて何か一々言われたり、言われなかったりすることで、それについて考えてしまう日々で、そんな時あおいほしさんのブログを読んで騒ついた心がリセットといいますか、安堵する私がいます。
    いつもありがとうございます!

  2. あおいほし より:

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    >まめさん
    おはようございます。
    なんていうか、辛い時って、心むき出し状態ですもんね。
    だから、いろいろな言葉が、この間前はスルーできた言葉もど真ん中に入ってきたりする。
    相手は全く悪気がないんですけどね。
    そう言って頂いて、嬉しいです。
    こちらこそ、いつもありがとうございます。
    元気もらっています。

  3. mochio3699 より:

    SECRET: 0
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    3ヶ月前に夫を亡くしました
    末期ガン、5年闘病の末
    小学生の子供2人
    最近、辛くてたまりません
    1日に何度も何度も泣いてます
    夫の闘病中、よく踏ん張れたなと思います
    今は踏ん張れない
    辛くて何もしたくない
    仕事も行きたくない
    誰かに聞いて欲しくてコメントしました

  4. あおいほし より:

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    >mochio3699さん
    こんばんは。
    コメントありがとうございます。
    そして、ずっと心の中で助けてと叫んんでいた想いを、こうしてコメントという形で吐き出してくださってありがとうございます。
    吐き出した感覚、どうですか?
    少しでも楽になっていたらいいのですが。
    5年間という長い闘病生活を旦那様と立ち向かわれたんですね。
    お子さんを育てながら本当に頑張りました。
    きっと旦那様も頑張ったことでしょう。
    旦那様を亡くされて3ヶ月。
    1日に何度も泣くこと、私はとても自然なことだと思っています。
    辛いという気持ちも本当に自然なこと。
    これから1人で子供を育てていくこと、きっと不安もたくさんだと思います。
    今は踏ん張れないと思っていらっしゃるなら、少し休まれる手立てはないのか考えてみませんか?
    旦那様を亡くされて、この時期に頑張るなんてむしろ無理ですよ。
    頑張らなくていいんです。
    少しご自身を労わる時間を持つことはできるでしょうか?
    まずは、頑張ったご自身のことをいたわって、労ってあげてください。突っ走らなくていいです。
    少しスローダウンして、まずは深呼吸をしてみてください。
    吐き出すことで少しでも楽になるのなら、メッセージで吐き出すこともできます。
    遠慮なく、メッセージくださいね。