今日の涙は違うぞ

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<この記事を書いた人>

兄が実家に来ていました。

そこに、子供たちもいました。

長男が宿題を終わらせいなくて、どうしてもやらなきゃいけないと言うのに、テレビを見ていて、「もうちょっと」を繰り返していました。

朝からYouTubeを見まくっていて、グダグダなのにも関わらずこの先延ばし状態で、私は長男にきつく当たっていました。

とにかく、朝から私は彼に苛立っていました。

ここのところ仕事も忙しく、週末には大きな出張が待っています。

私の今までの人生、出張とは縁がなかったのでずっと緊張している、と言う自分の中の理由もきっとあったのでしょう。

兄から

今日のお前、コワイよ。

と指摘。

そこから子育てについての話になりました。

俺は(ひとり娘に)こう関わってきた、俺の嫁はこうだった

と。

それはそれでいいんですよね。

それぞれの子育てがあるし、みんな一生懸命だから。

だけど、長男にいくら声をかけても(その時は怒鳴りつけていました)何も動かない。

それはお前の伝え方が伝わっていないからなんじゃないか。

やり方変えたら?

って。

ただそういうレベルの話なんですが、私は、兄と兄嫁の関わり方がさも正しいような口調で言われたことが、とても嫌でした。

正直に

一緒にされたくない

と言いました。

兄の自慢の娘は自分たちの関わり方が良かったからいい子に育ったんだ

と言う風に聞こえました。

それはいいんですよ、本当に。

姪っ子は私にとっても可愛いし、とても素直でいい子に育っています。

でもね、夫婦役割分担をしながら、ある意味ゆとりのある子育てと、私のそれとははっきり違うと思っています。

血相変えて子育てしているわけではないけど、父親母親、会社員として、女として・・・とにかく何役も、しかもなるべく楽しく、なるべく前向きに、一生懸命こなしています。

もう本当に目一杯です。

そこを兄の基準に沿って言われたことが、どうしても悔しかった。

パパの分まで頑張っているっていう自負もあります。

パパがいないから・・・と子供達が自分のことを卑下しないように毎日がプレッシャーです。

否定されているとは全く感じなかったんですが、張り詰めていたものが崩れて、久しぶりに泣きました。

兄とはこういう意見の交換をよくしていて、本当に兄の前ではよく泣いています。

でも、ここまで悔しいと思ったのも初めてかもしれません。

それは、きっと私が本当に夫に胸を張って、

息子たち立派になったでしょ

って、向こうの世界に行ったときに言えるように、私なりに毎日真剣に子育て指摘たということだと自負しています。

ご夫婦そろって子育てしている人を否定する訳でも、シングルの人たちをリスペクトしろとかそういうことではないんですよね。

どちらかが正しくてどちらかが違うとか、勝ちとか負けでもない。

でも、全く違う。

私は、まだ「シングル」であることを受け入れきれていないのかもしれませんね。

そして、自分の仕事のプレッシャーを子供に当ててしまっていた、という図星感も否めない。

でもね、やっぱりその立場にならないとわからないんですよ。

兄のところは女の子1人だし、うちは男子二人。

子供の特性もあるし、環境は本当に違うしね。

兄の、余裕ある子供への関わり合いを聞くたびに、

本当に夫がいたら、私だって・・・

という過去の自分に引き戻されてしまって、悔しい。

でもね、そんな今の自分に気がつけてたから、兄には感謝しています。

やっぱり人と話して、客観的に自分のことを言われると、耳が痛いものの大事なこと。

パパもママもやっている自分のプライドは持ちつつも、聞き入れる自分も忘れずに持っていたいですね。

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