どん底から救われた電話〜死別シングルマザーとして生きていくブログ12

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

当時の私は、小さなことで、心折れていました。

その度に、色々な人に救われて私は前に進めました。

感謝がいっぱいの10年。

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どん底から救われた電話

私は、地元で開催した就職セミナーに参加したことがあります。

大手化粧品会社の人事を長年やってきた、ややギラギラした感じの講師(男性)でした。

もちろん、堂々とした先生でないと、聴く耳を持てないですから、キャラ自体はさておき(笑)ただ、私は「仕事を得ている講師」がものすごく遠い存在に思えました。

果たして私はあちら側の「仕事を得ている世界」の人に入れるのだろうか?と言う漠然とした不安感。

また一方で、「仕事を得たくても得られていない人」が少なくても今日この会場にいる人の数だけいるのか、と世界が広がったような感覚がありました。

 

私は、講座の最後にその講師に、自分の履歴書に自分の身の上を書くべきがどうかを質問しに行きました。

そうしたら、

「そんなことを書く必要はないでしょう。

例えば、彼氏になる人にその話を最初からする人なんていないでしょう?ガハハ」

と、大きな声で言われました。

今の私なら、とても納得行きます。

そうですねと笑顔で答えることもできたでしょう。

でも、その時はとても落ち込んだことを覚えています。

なんて自分は馬鹿なんだろう、こんな私だからだめなんだと、自分のことを情けなく思いました。

講座を終えて、外に出ると雨。

その雨がとても冷たく、私をひどく落ち込ませました。

その足で子供たちを迎えにいかなければいけない…その足どりはとても重たかったです。

 

あぁ、消えてしまいたい。こんな母親で、子供たちもさぞ迷惑だろう。

そんな気持ちがよぎって、私は雨の中、一人で泣きながら歩いていました。

 

そんな時に、先日出会ったはあとの相談員N さんから電話が入ります。

「その後、いかがですか?気になって電話をしました。」

その後の会話は覚えていません。

でも、私はとても救われ、冷たい雨の中で泣いたことだけは覚えています。

子供を迎えに行った後だったら、私は電話に出られなかったかもしれません。

あの気持ちのまま子供の笑顔を前にしていたら、余計に落ち込んでいたかもしれません。

 

ご縁のある人とは、絶妙なタイミングで繋がります。

あの時も、きっとすごく救われたのです。

 

さあ、前を向こう。

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