秋になると

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<この記事を書いた人>

パパの命日は10月12日。

夏が終わって、秋の空気になってきて、ちょうど地元で秋祭りのシーズンになると、やっぱり気持ちがそわそわしますね。

一番、パパのことを思い出して、やっぱりちょっと切なくなるのはこの時期。

あ、このお祭りの時はああだったな、こうだったなと思い出すのです。

さすがに命日は気持ちが不安定になりがち。

今年の前半は精神的にかなりしんどくて、家と会社の往復で精一杯。パパのことを思い出す精神的余裕がなかったなと思います。

そして、9月に入ると、夫の友達のお坊さんから、夫を囲む会(夫の友達を呼んでお経を読んでいただき、みんなで夫の話をしながらお食事をする会です)の提案の連絡がきます。

そうすると、いよいよ命日近くになってきたのだなと思うわけです。

今年は、当初お会いした時よりだいぶいろいろなこと、(私の気持ち、家のこと、義理家族との関係性など)が落ち着かれてきたようなので、あなたの意向で執り行うか否かを決めてくださいと連絡が入りました。

彼(お坊さん)と初めて会った時、私の気持ちはまだまだ尖っていて、本当に辛いこと、苦しいことをお話をしました。毎年、今の状況や義家族との関係性などを聞いてもらって、それに対してアドバイスをもらったりもしていました。

夫を囲む会では、彼のキャラクターがとても親しみやすいので、いつも会は楽しくて良い会になるのです。

でも、今年は一旦お休みすることにしました。

あまりにも、仕事の面で落ち着きがなくて、私にその余裕がないこともあります。

でも、当初会った頃より落ち着いてきた、という彼の言葉に納得した自分がいたのでした。

回を重ねるごとに、私の心は穏やかになり、夫へのなんていうんだろう、供養への思い残しが本当に軽減したなと思うのです。

もう0に近い。

毎年、遠方から来ていただいたり、わずかな時間の隙を作ってくれて足を運んでくださる夫の友達。とてもとても感謝しています。

本当に夫がいかに友達想いだったのか、そして、素晴らしい友情を育んだのか、皆さんが素晴らしいこと去ることならがら、夫も本当にいいやつだったな〜って思うのです。

だから、毎年はなくても、もう大丈夫だよねって思えたの。そうじゃなくてもきちんと想いはつながっているってわかったのです。

だから、今年は一旦お休みします。

今年は、私も悩み多い時期だったので、夫のお墓参りをいつもより多く行ってるしね。

なんか、大丈夫って確信しています。

お祭り大好きだった夫だから、何年かに1度、お祭的に楽しく夫を囲む会ができたらいいなと思います。

このざわざわした秋が少しでも、軽い秋になることがあるのかな・・・。

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