自分を許すために

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<この記事を書いた人>

自分を許しているかというと、まだ胸を張って許しました!と言えるわけでもないですが、7回忌を迎えて振り返るとだいぶ前進していると思います。

私は、カウンセリングに出会ってから自分を客観的に見られるようになることで、だいぶ楽に生きられるようになってきました。

自分を許すためには、客観的に見てくれる第三者との対話がキーポイントと思います。

私は、幸い実母がそばに住んでいます。

話も良く聴いてくれるし、何でも気さくに話せる仲です。

でも、やっぱり母と娘。

自分の感情や思い入れいろいろなものが入り込んで、時としてとても辛くなることがあります。

そして、関係性か近ければ近いほど、思いが伝わらないこともあります。

話したけど、何だかもやもやする気持ちが残ることもあるし、余計私って不幸なのかな?と思ってしまうこともありました。

そして、親だから言えないこともあったりしますしね。

そこで、訓練を重ねた人に、誰にも聞かれないような環境で、自分の全てをさらけ出して話す場がとても有効になります。

それはカウンセリングです

先生との信頼関係が築けないと逆に心を閉ざすこともあるかもしれません。

先生との相性は本当に重要です。

そんな時、先生を変える勇気さえ持って、自分の相性のいい先生に出会えるまで諦めない気持ちがあればきっと大丈夫。

いつか必ず出会えます。

信頼関係を持てるカウンセラーさんなりセラピストさんを持てるということは、とても安心感を持って生活が送られるようになります。

何か行き詰まった時、友達に話しても心が晴れない時、嫌なことを言われて自分の気持ちをぐっと飲み込んでしまった時、そういう時にどこか吐き出せる場所が必ずあると思えるだけでもとても安心です。

そして、カウンセリングは基本的に自分のことを客観視して解決するのは自分自身です。

カウンセラーさんもそれを信じてくれていることが前提と私は理解しています。

なので、回を重ねるごとに自分を信じて、自分に自信を持てるようになってきます。

最近どうも自分に自信が持ちきれないという話題になり、いろいろと話しているうちに、私が母の価値観の元に生きていて、自信がないのは実は私ではなくて母なのではないか?それと自分を分離してみたら?ということに気がつき、とてもとても楽になったのです。

「自分の人生を生きる」

これをいろいろな角度から見ることで、自分の人生の責任を自分にシフトできるるようになりました。

ずっとずっと、夫が亡くなった後こんなに自分は頑張っているのにどうして自分を許してあげたり認めてあげたりできないんだろうという思いがありました。

それは、私が母親との課題を自分の課題とごっちゃになり、背負っていたから。

大切な誰かを亡くすと、いろいろな人が協力してくれます。

それは、とてもありがたいし、頼っていいとは思いますが、やはり訓練された「仕事」として話を聴いてくれる人と、そうではない人に話を聴いてくれるのでは方向性というか、着地点は大きく変わってくると思います。

私はカウンセリングでは、自分を月一回振り返り、自分のメンタルの状態を確認する、自分の人生を生きるための一種の投資だと思っています。

私たちは大事な人を亡くした経験から、生きるということを真剣に考えるという大きなプレゼントをもらっています。

それには自分が普段何を考えて生きているのか、何に向かって生きていくのかたまに振り返ることも大事だと私は考えています。

自分を許すこと、それは少し自分を離れた場所から客観的に見て、自分の頑張りを認めてあげることがキーポイントになると思います。

それには、プロフェッショナルな人の力を借りても全く問題ありません。

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