死別後12年、夫にドライな気持ちを感じる朝

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しておりますカウンセラー万珠(マジュ)です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、大切な人を亡くしても、人生を楽しめるヒントを綴っています。

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夫のことを美化する時間が過ぎると

夫とはとてもいい友人であり、いい家族でした。

とても仲が良くて気を遣ういい人だったなと今でも思います。

でも感情は日々移り変わり、その美しかった思い出も少しずつ変化してきた、13回忌を迎える年。

いつまでも同じ熱量ではいなく、やはり人は変化していくのだなと思いながら書いています。


私の場合、夫の死後、自分の足で歩けるようになるまでに時間がかかり、そこまでは懺悔のような、夫に申し訳なかったような気がしていました。

でも、一人でなんとかやれるようになってきて、子供たちも自分の手から離れ始めているのを感じる日々。

私から色々と口を出し、手を出しているのは、自分の存在を確かめていたいのか?と思ったりもします。

この子達が完全に離れた後の自分の人生を思うと、嬉しい反面多分、不安もで始めているのかもしれません。

夫婦というものを美化し始めている?

そういうときに、長く連れ添った夫がいたら、きっと話し相手になったり、労いあったり、空気みたいな存在でもそこにいてくれて、ちょっと鬱陶しいけど、でもそれが自分の生きる一つの糧になったりするのかなと想像しています。

未だ現役で夫婦を頑張っている(笑)友達からは、「万珠(マジュ)は夫婦を美化しすぎだ」とよくダメ出しされます。

現実もっとドライな感じなのかもしれません。

とはいえ、私には一生分からない世界です。

 


そんなときに夫がいないことに関して、いつまでも「いてくれたらなぁ」とか、そういう感情を保てないなと思ったのです。

現実にそれを思うことで、いませんし、生き返ることはありません。

それを何度となく経験し、いい加減諦めがついたのかしら?

遺影を見る度、この人が亡くなったことで、私の人生大変だったなと思います。

今も大変な部分も多々あります。

だけども、乗り越えたのはまさに私だし、子供。

今生かされている私たちなのです。

夫は何をしてくれたわけではないな、と(笑)。

恨みつらみで別れたわけではないから、恨むことにエネルギーを消費するような感情を持たなかったことは感謝。

ただ、10年も頑張ってきて、今もなお頑張る自分を感じると、夫に対して違う、なんというか「なんだったんだろう?」みたいな、ちょっと乾いた気持ちに変化しているように思います。

 

これはきっと今日だから思うことかもしれません。

明日また急に夫ラブな感情が出てくかもしれないですよね。

未来は未知ですから。

 


でも、確実に言えることは、夫を亡くした時の乱高下するような感情の起伏はなく、それはないならないでいいのかもしれませんが、何かつまらなく感じているのかもしれません。

 

変なアドレナリンが出た経験をしてしまっているので、より刺激的に変化したいと、か人生を面白くしたいとかを、無意識に求めていやしないか?と自分に今日は問うています。

 

 

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