死別後に周りの言葉に振り回されないためには、自分の意識が大切です
死別後に様々な言葉とぶち当たりました。
傷ついた事もたくさんあります。
ただ、今となっては全て私に必要で意味があったと思えます。
必要で意味があると思えば、一旦受け止め、咀嚼して分析できるので、感情に流されることはありません。
一瞬は揺さぶられますが、どんな前向きな意味があるのかな?と考える癖をつければ大丈夫です。
自分で意味ある事と決めて仕舞えば、誰がなんと言おうと意味ある事になります。
まずは自分の意識を自分に向けることが大切です。
それぞれの背景がある
以前は自分の考えと違う事を言われると、自分を否定されているような気持ちになっていました。
その都度落ち込み、振り回されていたと思います。
しかし、自分の人生に死別はじめ様々なことが巻き起こると、他人の人生も色々あるだろうと想像することが容易になります。
一人として同じ人生はないのだから、違って当然。
経験を通してものの見方や考え方、価値観が作られるのだから、この人はどんな人生だったのだろうと想像すると、同じ言葉でも自分と相手の使う意味合いが違う事が受け入れられるようになります。
もし目の前の人の言葉を受け入れられないと思ったら
「あなたは」そう思うのですね
と一言伝えましょう。
それだけで、あなたと私は違う宣言ができ、相手との境界線ができます。
自分を守る結界みたいなものになりますから、心に留めておいてください。
誰でも自分のことを肯定している
自分のことが嫌いと言う人でも、基本的に自分は正しいと思って生きているように思います。
奥底では自分を肯定しています。
死別して自分のことがわからない、自信を無くしていると感じている人でも、奥底では自分が正しいと思っていると私は信じています。
だから、これで良いのか確認したくなるのでしょう。
カウンセリングの中でも、自分は本当に大丈夫か不安に思っている方がたくさんいます。
今までの自分の正しさと死別後の自分がずれてしまっているから、不安なのです。
つまりは自分の中に正しさがあるということの証。
その正しさを見つけて、自分が自分自身にしっくり来るようにしていけばいいのです。
自分自身に違和感がなくなれば、相手を尊重することができます。
自分の正しさを主張しすぎて、相手の正しさを否定して打ち負かすことは一瞬自分の正しさが立証されている気分になるかもしれません。
しかしそれが自分の正しさの証明になると、ずっと戦い続けないといけなくなります。
自分の正しさと相手の正しさをお互い認めてしまえば、戦うこともないし、振り回されることもありません。
まとめ
死別後は何かと自分を否定しがちです。
しかし、自分の中の正しさがあるから、死別後の一時的な「今までとは違った状態」に自信を無くし、周りの正しさに振り回されてしまいます。
まずは自分の中の正義を肯定して、周りの人の正しさに従わなくていいと律する自分を目指しましょう。
戦う必要はありません。
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