子供たちと良いチーム

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<この記事を書いた人>

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体調を崩すと他も崩れる

コロナで10日間私は何もできませんでした。判断も鈍りました。

自分の思うようにならなかった10日間。

いつもなら無理なら無理とはっきり断れるし、自分は自分なのだと、いい意味で諦められる人間でした。

ひとり親だから、お父さんもお母さんも全てを担うわけではなく、ひとりの人間として、できる範囲で頑張り、無理なら無理と伝えることが誠意だとブレずにやってきたつもりでした。

しかし、親として何もできないことにとても後ろめたい気持ちが広がり、なんとかして「挽回しなければ」と言う変なモードに入っていました。

子供絡みのイベントも、親の出席が任意であるにも関わらず、参加できない自分がものすごいダメな親のような気持ちになりました。

気持ちは伝わっている

息子のキャンプ壮行会かあり、私が参加できない事に対して、

みんなのお母さんが行ってるね…行けなくてごめんね。

と伝えました。

息子は

別に全員参加しなきゃいけないわけじゃないから、行かなくて良いんだよ

とあっさり。

自分のペースでやってきた私を見て育った彼が感じ取ってくれた今の価値観はこれです。

自分は出るけど、親はついてくる義務はない、切り離して考えられています。

彼の中でそれが育ってくれていると感じて嬉しかった。

次男に至っても、

頑張って!大丈夫大丈夫!

と声をかけてくれることが増えました。

まさにこれが我が家流で、親だからエライとかではなく、同士として、チームとして支えてくれています。

こうやって子供たちが私のグラつきを整えてくれて、本当に感謝ですね。

自分が出来ることをできる範囲でやること

家族は個で成り立っていることをわかっていて、わたしにも諭してくれるようになった息子たち。

いい意味で親として私に期待せずにいてくれることが本当に感謝です。

夫が早く亡くなったことで、お母さん、お父さんと言う役割をそもそも彼らは構築できていません。

だけれども、変な妄想で父親像を作り上げたりもせず、今ある家族の中でそれぞれができることをやっている、そんな私たち家族になりつつあります。

なんとなく、ご飯の時は集まって話をします。

だからと言って、何か期待するわけでもなく、それぞれを認め合って話をしていると言う感じでしょうか。

ないものを追い求めな過ぎないで、今あるこの関係も期待しずぎず、それぞれを応援し合っている、そんなチームのような家族の形が我が家のあり方。

それが私にはありがたいし、心地いい。

ちょっとした一言に救われた出来事。

ありがとう。

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