亡くなった旦那さんってどんな人?

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<この記事を書いた人>

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夫のことを考えることはありますか?

あなたに接してくれていた夫だけではなくて、あなたにとっての夫、という観点だけではなくて、夫はどんな親に育てられ、どんな価値観を持ち、どんな生き方をして、どんな人たちと出会い、どうしてあなたに巡り会ったんだんだろうか?と。

自分を知ると言う作業は、自分が一番よく知っているから、時に大きな気づきもありますが、苦しみも伴ったりします。

夫は、他人でもありますから、また自分や子供とも違って客観的に見られる場合がありますね 。

夫という人を、もちろんあなたの視点でいいので色々な角度から知ることで、楽になるきっかけになり得ます。

 

私は夫とはそこそこ長い付き合いでしたが、それでも夫と知り合う前の友人と話したり、親戚の方と話をしたり、家族の話の端々や自分の知る限りの情報を集めることで、あぁ夫はこんな葛藤があったのかも?とか、夫はこんなに幸せな出会いをして友人にも恵まれたんだとか、夫はこういうふうに人に接していたんだとか、色々な夫に出会えます。

それがいいとか悪いとかではなく、自分とは違う人生を生きてきて、自分とは別の一人の人間であるということがわかってきます。

夫婦であっても夫とは別

夫婦は親身一体ではなくて別なんだと、切り離して考えていく。

夫婦一緒にはなったけれど、夫は夫の2本足で立って歩んでいて、私もまたそうであるという意識を少しずつ持てる作業になるかと思います。

嫌なことがあると、夫が亡くなったせいにしたくもなります。

でも、夫は夫の人生で、私は私の人生。

夫婦生活が短い私がとやかくいうことではないですが、とにかく夫を知ることで、夫の人生を尊重し、受け入れることが私はできました。

夫の人生だから、口出しできない部分もあります。

いくら言われても自分にも譲らない部分があるように、彼にも譲れない部分があったんだろうと思ったり。

 

夫に会いたい、話したいという感情は痛いほどわかります。

それはあなたの感情です。

では、その夫という人はどんな人で、どう生きてきた人なんでしょう?

結婚したい!というピンク色の世界の時とはまた別の視点で夫を知ること、理解することで、こんな時夫はなんて言うだろう?という思いが、すごくいい言葉だけが溢れるのでははなくて、案外こんな時はこうあしらうかもな、みたいなちょっと冷静な気持ちになったりもします。

夫を知ることで、自分を知ることもできます。

こんな風に夫を考えられる自分もいるんだ!みたいなね。

悲しいあなただけではない、と気づいて欲しいのです。

 

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