夫の言葉・私の想い

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<この記事を書いた人>

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私と夫の交換日記を読み耽った日曜の夜

お墓参りに行った日だから、なんだか夫盛りだくさんの日になったな。

私と夫は婚約してから、結婚式の準備を書き留めるという目的で、共同でブログを書いていました。

結婚式場のことや、その時の感想、親の反応…に飽き足らず、私たちはデートの感想も書いたりしていました。

公開交換日記です。

思えば、相当バカップルだなぁと今では思います(汗)。

実は、そのブログはまだ存在していて、なんだか静かな日曜の夜に、私は、その禁断の(汗)文章を読み漁りました。

ブログはずっと続いていて、結婚式のことから、新婚旅行、そのうちに家族が増え、出産育児日記へと成長をしているブログでした。

夫の亡くなった2011年の10月は1回しか更新しておらず、育児の忙しさもあったからかもしれませんが、自分が何を考えていたのかは全くわかりませんでした。

夫の人となりを改めて確認

夫の文章そのものをダイレクトに読むことで、彼のキャラクターが本当に表れていて、すごくほんわかした気持ちになりました。

私は、確実に幸せだったし、私は忘れていいたけれど、彼も本当に幸せを感じてくれていたんだとわかってとても嬉しかった、

私は愛されてばかりいたかと思っていたけれど、彼を幸せにしていたんだなぁって。

ごめんね、頼ってばっかりで、ごめんごめん。

そういう気持ちの方が多かったけれど、実はそうじゃないと判ったので、また、自分の中の自責の念が軽くなった気持ちです。

お墓参りで「頑張るから、協力してね」とお願いしたことが、早速叶えてくれたような気持ちです。

やっぱり本気のお墓参りの効力はすごい(笑)。

なぜ彼と結婚を決め、夫婦になり、子供を授かり家族になったか改めてはっきりとわかりました。

彼への感謝をすごくしていた私

その中で、「大きな壁にぶつかった時に読む」ためと、自分の想いを書いている日がありました。

長男が生まれて3ヶ月くらいの頃。

私は夫にすごく感謝していました。

当時の夫はすでに、仕事が忙しくて読むことがなかったかもしれません。

でも、私は常に夫に感謝していて、それを想いながら彼と生活していたので、きっと彼には私の気持ちは伝わっていただろうと想います。

その中の抜粋

「まずは思っていることを「言葉」で伝え(基本的に二人揃って「以心伝心」はないという考え)、ちゃんと聞き、それから考えて話し合うというスタイルは出会ったときから変わっていません。」

私たち夫婦は、基本的に罵り合うこともせず、想いを伝え合い、徹底的に話し合う夫婦でした。

何日にかけて議論をするということもしていた。

お互いが納得するまで、とにかく話し合う。

まぁいいや、はなかったんだと思います。

だから、私は今も言葉を大事にして、ブログを発信しているし、カウンセリングというお仕事にも生きているなと思いました。

私は、死別シングルマザーの方の底力を信じているし、その糸口を一人では見つけられなくとも、きっと話をしていけば、すぐに解けるわけではないけれど、きっと一緒に見つけられると信じています。

私は夫との夫婦関係で、いや、その以前の彼と出会ってから、それを徹底的に、しかも楽しみながらやってきた人間である、と言う自負がふつふつと湧き上がりました。

私は、彼の言葉を涙を流すことなく、真っ直ぐに読むことができました。

そう、あの時のように、向き合ってね。

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