米寿の未亡人に学ぶ寂しさ解消のヒント

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<この記事を書いた人>

88歳の未亡人とお話をして、たくさんの気づきがあったGW。

連休のなか日、実家に立ち寄った時にお隣のおばあちゃんとおしゃべりをしてきました。

彼女は88歳。

60代の時に旦那様を亡くされています。

寂しい、早くお迎えが来ないかなぁなんて話をしていましたけれど、ディサービスに行ったりして楽しそうにされています。

息子さんと2世帯で住われていますから、安心。

でも、週末は息子夫婦は仲良くしているのを見ると寂しい気持ちになるそうです。

だから、週末は新たなデイケアに申し込んで、ネイルをしてもらったりお喋りして帰ってくるそう。

それがあってよかったわと言っていました。

もう一つのデイケアでは、40代の運転士さんと仲良くなって、いろいろな話をしていると楽しそうに話していました。

また、夫婦で通われている人がいるけれど、奥さんは「夫がいても寂しい」というのよ、と言っていたのも印象的。

私はご飯を作るだけなのって言っていたそうです。

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今からできること

人生100年時代です。

パパは早くに亡くなってしまったけれど、私はそれくらい生きる事を想定をして、自分が今どうすれば良いかというのが見えました。

夫の死を嘆き、悲しむのはOKです。

でも逆に、どこかでそれを受け入れ、自分の人生を自分がどう生きるかに切り替えないと、半世紀くらい「寂しい」という時間を過ごさなければいけなくなります。

私にはそれはとても苦しいなと思います。

やっぱり一極集中ではないですが、短期的に集中して、悲しさ、寂しさを味わい尽くし、「夫がいなくて寂しい」という時間を手放していく方が建設的じゃないかなと思います。

 

夫がいないなぁと寂しく思う日は、たまにあっても良いじゃないですか。

でもそれが1日の大半を占めて、半世紀過ごすとなると、私はしんどいな。

そして、彼女は寂しいと言いつつも、色々なことに興味を持っている方。

宝塚や大谷翔平さんに恋してるんだとおっしゃっていました。

自分が興味を持って語れる何かを持っていれば、新しい出会いの場でも、すぐにお友達を作れるようです。

自分を大切にすれば、自分の好きなこと、楽しいことが見つかるし、それを通じてコミュニケーションも広がります。

仕事だけじゃなく、何か他の「遊び」の部分を見つけておくことが大切です。

それから、ある程度の経済力は必要だなと、改めて実感しました。

土日寂しい、じゃあ新しいデイケアに行こう!というフットワークの軽さと経済的な部分。

これがあるから、ある意味自分の寂しいという悩みをお金で買い取ることができています。

これも「今」の自分の生活とバランスをとりながら、ある程度の経済的な計画をしておくと良いと思いました。

やり残しのない人生にするために、「今」を蔑ろにしない程度の貯金とでもいうのでしょうか。

今も楽しみつつ、長いスパンでの人生を考えたお金との付き合い方をしていきましょう。

人との繋がりを大切にする

「夫がいても寂しい」言った方。

それって私にしたら寂しさ倍増。

その方は、旦那様が居るのにそれをずっとやられてきたかと思うと、私は一人で寂しいの方がよっぽど諦めがつくし、楽だなと思いました(笑)。

諦めたり手放せば、何かが入ってくるもの。

時代もありますが、その人は夫がいても寂しい人生を手放せなかった。

手放して仕舞えば、その後違ったかもしれないですね。

私たちは現実問題、夫はいないのだから、精神的部分を手放していきましょう。

また、彼女は、自分の「好きなもの」に絶対的な自信を持っている。

だから自分の好きなもので人と繋がることができ、そこで受け入れられているということを素直に認めていました。

褒めたら喜び受け入れる。

〇〇さんとは気が合う!とプラスの部分に視点がいくのでその時々の出会いを楽しく取り入れているなぁと感じました。

ひとしきりおしゃべりした後、

お庭に咲いている芍薬と白薔薇(写真)と、もう使わないからと電動自転車をいただきました(笑)。

あなた一人者なの?だったら、あの運転士さん良い人よ〜。

と、独身の運転士さんをお勧めされました。

色々な世代の方とお話をすると、大きな学びと、もしかしたら新たな出会いにぶつかるかもしれません(笑)。

当たり前のようだけど、日々意識しないと忘れてしまうことを人生の大先輩から学んだ、GWの穏やかな一日。

 

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