死別シングルマザーが乗り越える対象とは。

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<この記事を書いた人>

とらやのようかん。昔ながらのこの甘さは、疲れた頭の栄養補給にちょうど良い。

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記憶がない!

夫が亡くなった翌日、私は何を考えていたんだろう?
私は何をしていたんだろう?
いくら思い出そうとしても、やっぱり全く思い出せません。
その時、私の心は瞬間冷凍され、何も感じない、何も思い出として残さない、と、そうやって身を守っていたのかもしれません。
断片的に画像は浮かんで来ますが、やっぱりすごく重たい感覚があります。
だから、なんというか、その記憶と真正面から向き合って乗り越えるって、相当な覚悟がいる気がします。
本当に心を壊すか、何か悟りを開くとか(汗)。
究極の選択かも…と思う程。
だから、やっぱり乗り越えるって言うのは、「夫の死そのもの」ではなくて、自分なのでないかなぁと思います。
自分自身を、自分の人生を受け入れることで、夫の死と折り合いをつけるのです。
きっと人間は、未来の自分の為に忘れて致し方ない事は、きちんと忘れるようにできている。

記憶が鮮明な時に、向き合う事は危険。

でも、記憶が鮮明な故に向き合おうとしてしまうんですよね。
そして、自分を責める、おとしめる。
そんな時ほど逆に向き合わず、距離を置いて、泣きながら寝てしまっても良いではないでしょうか。
時と共に段々と、斜め45度位の角度から、夫の死を遠目で見られる時がきます。
それくらい少しの余裕ができてから、ゆっくりゆっくりあなたのペースで、旦那様を振り返ってみても良いのかもしれませんね。
あなたがダメだから、旦那様が亡くなったわけではないですよね?
だから、あなたがあなたを受け入れてあげたら、旦那様の死も、折り合いをつけられるようにきっとなる。
夫の人生を丸っと完全に理解する、なんて不可能です。
亡くなっているから、答え合わせもできません。
そもそも、自分のことを全て理解する事すら難しいでしょう?
でも、こんな事があったからこそ、チャンスです。
こうでもなければ、自分の事こんなに考えなかっただろうと私は思います。
ピンチはチャンスです(夫がよく言っていた言葉)。
こんな時だから、自分のことを考えて、大切にしてあげるの。
そして、乗り越えられると、あなたがあなたのことを信じて欲しい。

 

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