夫が自分の死をもって私に教えてくれたこと。

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<この記事を書いた人>

職場にて珍しくお弁当を買いました。いつも通る道で売っているお弁当。毎回売ってる前を素通りするのもなぁ、と思って購入。でも、やっぱり私はお店で食べる方が断然好きだと確信しました(汗)。

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私の知り合い(男性)で、とても夫婦仲が良くない人はいます(苦笑)。

その人は人の人生に大きく関わるお仕事をされている方で、ゆえに色々な人生を見てこられている方です。

その人と会話をしていて、やっぱり人生とは唯一無二のもので、同じ人生なんてないなと感じます。

その人は、今、夫婦仲が良くはない。

奥様に対して、色々と思うところもある、と良くこぼしています。

様々な人生に関わり、いかに自分の人生が満たされているかが分かっているのにも関わらず、です。

私としては、そんな風に言える相手がいるだけ幸せだと思う反面、独り者だとそう言うストレスからは解放されているんだなと冷静に思うわけです。

結婚=生活。

一番身近で、一番深い人間関係。

そして「結婚」と言うもによって色々と規制も掛かります。

結婚って「その中での自由」をいかに楽しむか、みたいな部分もあるのかなと思ったりもします。

私は夫を嫌いになったわけではなく、むしろ大好きな状態で独りになっています。

最初は辛かったけど、それに嫌でも慣れていきます。

今はある意味、とても自由な立場なんですよね。

だから、私は「私の中での自由」をいかに楽しむか、を楽しんでいます(笑)。

そんな私が、結婚の云々かんぬんの話を聞くたびに

一体結婚ってなんなんだ?

と純粋に思うわけです。

人はなぜ結婚して、なぜ文句を言い続けるんだろう?

と、子供のように純粋に疑問。

でも、私もなんだかんだ、夫の不満をママ友に話していたなぁと懐かしく思うのです。

だから、目の前のその人はかつての私なんですよね。

でも、それをあまりにも長期間不平不満を言い続けている訳で、

そんな人生で楽しいのかしら?

とも思ったりもします。

…でも、結局は奥様の元へ帰るんですよね?

と質問したら

そのつもりでいますよ

と、そこは穏やかに答えが返ってきました。

なんだか本当に疑問です。

だって、人生はいつ幕を下ろすかわからないのに。

なら、今の不満をなぜ向き合う方向へ持っていかないのかな?と。

夫婦のことですから、私はとやかく言うつもりもないです。

ただ、向き合える人がいるのに、向き合わないで「いつか」と言っている。

これは、やっぱり夫を亡くし、色々と後悔があるから思えることなんだろうな。

人はいつ死んでしまうかわからない、と頭でわかっていても人ってやらないんだなと。

向き合うタイミングって言うのもあるのでしょう。

今向き合っても、相手が向き合わないとかね、タイミングが悪くお互いヒートアップしてしまうことだってあるんでしょうね。

私はあまりにも結婚生活が短くて、「結婚」が生活になりきっていなかったから、「結婚たるや」みたいなものが良く分かっていないのかもしれません。

理想主義なのかもしれませんね。

でも、勿体無いなと言うのが私の本心。

できる人がいる「今」だからできること、たくさんあるような気がします。

それは、結婚生活だけではないですね。

いかに、それを自分の生活に落とし込めるのかも大切なこと。

私は、それを夫に教えてもらったんだから、身をもって分かっているんだから、せめて私くらいはその死を無駄にしないように生きようと思います。

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