男同士っていう

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<この記事を書いた人>

今回の父の病気について、一番驚いたのは、兄の動揺ぶり。

病気が発覚する直前に急に思い立ち旅行に連れて行くなんて事をして、さぁこれから親孝行かと思った矢先にこうなった、という感じなのかしら。
父に対し、一番マメに足を運んでいるのは兄だし、父に対し、あと3年待って欲しかったと言いながら涙を浮かべる姿をみて、本当に意外だなと思っています。
私も病気には残念だと思うけれど、父に対し孫の顔も見せられた。
わたしの場合は実家側に住んでるし、ひとりで全てやって行くのは無理だったので親に結構頼りました。
そんな感じなので両親と孫との時間はたっぷりだったといえるかな、と思います。
脳梗塞のあと、言語障害が出た父。
そのレベルがちょうど子供達と同じくらいで、子供達は自然と父と関わる事でいいリハビリができたなと思っています。
母からも孫とこうして関われる事は幸せ、と言われているし、私がひとりだったからかそ、こんな時間が作れたと、前向きに捉えてます。これも一つの親孝行の形って言う。
兄はどうなんでしょうね。
父にはすこぶる厳しく育てられ、対立をずっとしていた。
最後の脳梗塞のあと、父の勢いが止まってしまって、父子関係が変わっていきました。
それで、今回余命宣告を受けるわけですが、確実に私や妹とは違う感情があるんだと言うのだけは感じます。
やっぱり、男の人にとって父親って違うんでしょうね。父にとっては追い越されたくない存在するで、息子からしたら逆で、ずっと追い越してやるって存在なのでしょうか。
その存在がいなくなってしまうかもって、きっとわたしには分からない気持ちなんだろうと思います。
うちにはパパが居ないし、息子達もそんな気持ちを経験せずに育つのだと思うと、若干申し訳ないような気もします。
話はそれましたが、そんな兄の姿がとても意外でして、私は少し動揺しています。
いつも、冷静でやっぱりいざという時に引っ張って行ってくれる頼もしい兄なので。
脳梗塞の時は、あと3日ですと言われて、意識がなかった。
今回父は余命宣告をされた。
自分の命の期限を宣告され、手術や抗がん剤治療はしないと決めた父。
そう言う事ひっくるめて、悲し過ぎると言っていました。
それはそうなんですが、それにしても男と女の感覚の違いを感じました。
あんなにぶつかり合ってたのに、不思議です。
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