一人になって、決定権は私一人に託されます。
何をするにも、自分のことも子供のことも、これからのことも最終的には自分で全て決めます。
最初はそれがきつかった。
何をするにも、夫と話し合い、決定は夫でした。
夫は慎重な人だったので、何を決めるのも時間がかかり私はイライラしていました。
私の意見を通してくれれば、私が決めちゃうのに、と何度も思ったものでした。
でも、いざこの状況になったら、それはそれはきつかった。
というか心配でした。
いくら親がそばにいても、カウンセリングを受けてても、決める時はなくこれでいいのかな?と漠然とした不安がいつもありました。
なんせ自分に自信もないですし、
こんなに世間を知らない私が何でも決めちゃって大丈夫かな・・・?
でも、決めることなんて次から次へとやってきます。
もう、迷ってる暇はない。
人生選択の連続ですね、それを知りました。
いいも悪いもなくて、もし違っていたら、また次の選択をして、軌道修正するしかない。
今、色々な選択の結果こうして生きてこられたのは、そういうわけなのね。
夫がいた頃は、どんなに夫に甘えていたことか思い知りました。
本当に夫には感謝ですね。
今では子供達が成長してきたので、彼らの意見も聴けるようになりだいぶ気持ちが楽になりました。
子供達は、直感力がありますので考えがシンプル。
決めるのも早いこと早いこと。
逆にあぁでもない、こうでもないで決まるのに時間をかけてること自体無駄なことのような気がしてしまいます。
それを、すごいね、とか、私には無理だなーなんて、旦那さんがいる友達は何気なく言うけど、それはちょっと悲しくなったります。そんな気は無いのはわかりますけどね。
そうするしか無いでしょ、ってそれだけです。
それこそ選択の余地なしです。
自分で人生決めるって、私にとってはしんどかった。
でも、少しずつなれるものですね。
自分で決めると、言い訳できない。
それはそれで「自分の人生」って感じになります。
いままで、人任せの人生だったんだなと思うと、これは私にとって必要な経験なのかもしれません。
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