読みたかった本

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<この記事を書いた人>

西原理恵子さんの「女の子と生きていくときに、覚えてほしいこと」を読みました。

私が、若い頃に読みたかった。

自分で生きていく力をつけようっていう、本当に力強い本でした。

とても読みやすくてあっという間に読み切ってしまいました。

あの頃の私なら、自分には関係ないって思って心には入ってこなかったかもしれない。今だから心に感じるのかなとも思いました。

私は「結婚したら大丈夫」みたいな甘い考えを持っていた人間だし、自分が稼ぐなんてできると思っていませんでした。

母は私たちが手を離れる頃から資格を活かした仕事をバリバリとしていたけれど、それを私に教えることもなかった。

結婚すればいいのよとも教えてくれなかったし、自分で生きていく力をつけなさいとも言割れたこともなく、彼女の価値観を教えてもらうことなく育ちました。

何が正しくて何が間違っているのかもよく分からないし、何があれば生きていくために有効なのかもわからない。

ただ、私は夢見る夢子ちゃんで何も考えずに結婚しました。

純粋に、パパと一緒にいる時間が楽しかったし、子供も産んでみたかった。自分で生き抜く力もなくただ男の人に頼り切って結婚して、幸せでした。

そんな幸せの絶頂期に、パパは突然亡くなりました。

乳飲み子を抱えて、仕事も資格もキャリアなんて何にもなくただただ、路頭に迷う私。

今までいい加減に生きてきたツケが回ったなと本気で思いました。どうしよう、どうしようって毎日思って藁をつかむ思いで、必死で仕事を探したし、仕事を見つけるまでは生きた心地がしてないくて、焦って焦ってどうしようもない毎日でした。

今でも自分に自信がないし、仕事も一生懸命しているつもりだけど、このまま年を重ねていってその先どうしようという不安はいつもつきまとってます。

でもね、最後に西原さんは「笑い」があれば大丈夫って言っています。

そういえば最近笑ってなかったかもなって思う日もあったりして、反省。

人生辛かったことも笑いに転換できたら強いよね。私にはまだもう少しかかりそうです。

まだまだ頑張りが足りない甘い自分も感じました。

もっと本気で生きてもいいのかもと思いました。

私には息子しかいないけれど、でも息子にも伝えたい内容がたくさん入った1冊です。

反抗期のお子さんをお持ちのママさん、私みたいな自信のない女性にもオススメです。

 

 

 

 

 

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