自分の家

スポンサーリンク

<この記事を書いた人>

私は自分の家が大好きです。

以前はパパの思い入れの強すぎる家に違和感を感じていました。

パパは新しい家に越してから、1年を待たずに亡くなってしまいました。

なんとなく夫婦であるけれど、これから一緒に家族になっていくよね、みたいなスタートになった家。

私にとって、この家っていうのはそんな感じでした。

これから家族で、この家でたくさんの思い出が、楽しい思い出が作られるんだろうなという、希望でした。パパが選び(私も意見を言いましたが)、パパの未来計画に沿ったこの家。なくなった当初は本当にその思いが強くて、こんなうちには見合わない「私」っていう感じでした。

大人一人いなくなるととても広く感じるし、寂しくて何か家相とかいろいろ悪い家なんじゃないかとも思ったりしました。

でも、いつしか家があってありがたいと気がつき、思い切ってパパとの「4人」の未来設計通りのものたちを処分して、この3人で住む家と腹をくくりました。最初はね、「住まわしてもらっている」っていう感覚。

でも、いい意味で3人で暮らしていくという諦めをした時から、このうちが大好きになりました。

今は本当に「3人」のうち。

心の中にパパはいるし、仏壇は一緒に寝ている部屋にあるのでなんとなく安心ですし。

やっぱり見ていて違和感があるもの(うちで言えば人数の割に大きすぎる食器棚でした)、サイズ違いのもの、いない人のものという「今」の自分たちにピッタリこないものは落ち着かないのです。

合わないものをスッパリと手放して、よりシンプルに、ピッタリくるようにする。目の前はごちゃごちゃさせないということを徹底すれば、落ち着くし、その先には家に対する愛情が出てきます。

すっきりすれば、より自分の好きなことに時間をかけられるし、時間を有効に使えると思います。

限りある人生、自分の落ち着ける空間で自分の未来のことを考えられるようになれたら最高ですね。

パートナーを亡くした方のカウンセリング

当事者として、寄り添ったカウンセリングをいたします。

お申し込みはこちら

↓クリックして応援よろしくお願いします。
にほんブログ村 家族ブログ 死別へ

コメント