私の死別人生をずっと知ってくれている人がいる事は勇気になる

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<この記事を書いた人>

週末、久しぶりに自宅でゆっくりと過ごしました。

時間があれば断捨離をしている私ですが、今日はさらに庭まで広げていらないものを廃棄。

まだまだ捨てるものはたくさんあるなと、つくづく実感しています。

 


掃除にいそしんでいる時に、電話が鳴りました。

 

電話の主は私のメンターNさん。

いつも気にかけてくれて、定期的にお話をしています。

 

前回話した内容を全く覚えていなかったのですが、お話をすると思い出すものです。

全然状況自体は変わっていないのですが、心境が変わっていました。

 

前回は感情的だったことが、すごく冷静に客観的になっており、自分のなかで腹落ちさせて覚悟を固めていました。

あぁ、私なりに考えてきていたんだな、そんな前向きな気持ちになりました。

数か月の振り返りでも、変化するものだなとつくづく思います。

 

また、この12年を振り返るような話題にもなりました。

私は感謝の気持ちが沸き上がり、Nさんに

あなたと出会っていなかったら、私はこうなっていなかった。本当にありがとうございます。

と、はっきりとお伝えすることができました。

Nさんは、

出会ったのが私でなかったとしても、あなたは頑張ってきたと思うよ、

と言ってくれました。

 

でも、あんなに心を頑なに開かずにいた私に、安心を与えてくれたのは同じ死別を経験したNさんだったから、そう思ってくれているのは嬉しいけれど、やっぱり出会ったのがあなただったからだと伝えました。

 

当時は、「こんなに若くして夫と死別なんて、世界で私しか経験していない」と信じて疑わなかった私の目の前に、10年先をキラキラと生きているいる人が現れました。

未来の私もこんな風になりたいと、その一心で突っ走ってきた12年。

 

私は、ここにきて本当に心から安定を感じる日々を過ごしています。

本当に、それが信じられないくらいで、逆にだからこそ何か物足りなさを感じる毎日なんですと、ちょっと贅沢な悩みを打ち明けました。

でもね、心が安定してないと、子供と向き合うことはできないのよ。だから、そのタイミングでお子さんの受験なのかもしれないね。今はお子さんと向き合えばいいですね。

と。

さらっと言ったこの言葉で、私の数年先のビジョンが明確にみえたのです。

焦らなくていいし、今優先するやるべきことの優先順位は何か?

 

もちろん自分を優先することは譲るつもりはないけれど、その譲らない一つの部分が子供との時間だという事が良くわかりました。

 

話すと本当にあっという間に整理ができ、腹落ちし、あぁ、これで良いんだと思えます。

話すことはわたしにとってとても大事なことであり、それを絶妙なタイミングで連絡をしてくれるNさんに心から感謝です。

 

誕生日の翌日という、節目の時に、Nさんと話をして、12年前を振り返り、感謝を伝え、未来のビジョンを見ることができました。

だから、まだまだ自分の人生に期待をできるし、期待していい。

それをやることができる。

 

だって、今もずっと前を輝きながら進んでいるNさんがいるから。

私の未来の片りんを彼女はずっと見せ続けてくれています。

 

彼女がやっているのだから、きっと私にもできる。

 

私は死別後に出会わせてくれた人たちに、そう思う様にして、生きる勇気に変えています。

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