夫を亡くして2年、お金ではなく時間のゆとりを選択した心の変化~死別ワーキングマザーになってからのブログ8

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<この記事を書いた人>

死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。

「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。

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お金ではなく時間のゆとりを選択した心の変化

保育園2年目、そして死別後2年。

少し夫のいない生活にも慣れたころ、私は待っていましたと言わんばかりに、一気に時短勤務に働き方をシフトしました。

忙しい職場だから他のスタッフからの冷たい目もありましたが、私は気にしませんでした。

私を採用した上司からも、かなり渋い顔をされましたが、会社の制度としてあるのだからと、私は譲ることをしませんでした。

こういう制度を利用するとき、いろいろな人の見る目が変わります。

接し方すら変わることもあります。

逆に全く変わらず、子供が小さくひとりで育てているのだからと理解を示してくれる方もいました。

変化をするときって、その人の本質が見えると感じた時です。


少しだけ余裕ができた私は、精神的にとても楽になりました。

余裕は大事です。

余裕があると見える世界が変わります。

人へのどろどろした感情が少しだけ薄れるような感覚を、私はこの時持てたとじっかんしたことをとてもよく覚えています。

もし、目一杯生活に追われている方がいるなら、1日の30分からでいいので、自分の時間を確保することから始めてみてほしい。

私はそれまでの生活は、延長保育になるかならないかギリギリで電車の中以外はすべて走っていたように思います。

それが、一息ついてから歩いて帰ることができるとか、(職場が都心でしたので)ちょっとだけお買い物をするとか、母親でも仕事人でもない自分の時間をほんの少し持つことができました。

夫に依存し、結婚で浮かれ仕事をスパッとやめてしまった私の代償だと思って必死にやってきました。

だからこそ、私は時短に躊躇なく切り替えられたと思います。

「夫を亡くして2年、ここまでよく頑張った。仕事を今後も続けていかなければいけないのはかわらないから、長距離走。全力疾走だと途中で転ぶから、これでいい。」

そう言い聞かせました。

そういう生活をできるこの環境にも感謝が少しずつ湧いてきました。

母に頼りっぱなしの生活から、自分たち家族だけで過ごす日も増え、その時間も愛おしく感じられるようになり、給与自体は減っているのに、自信が少し持てるようになりました。

本当に不思議な感覚ですが、余白ができると、自分をいい意味で振り返ることができ、前向きにとらえられるようになります。

ひとり親だから、自分自身に帰る一人の時間は大事です。

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