死別ブログをお探し中のあなたに、少しでもお役に立てればと思い記事を更新しております月城真佑美です。
「死別シングルマザーが立ち直るブログ」で、私自身がどう立ち直ってきたのかを、記憶を辿りながら綴っています。
今日は少し心が緩み始めた時のお話。
心を少しずつ緩めることができ始めた八か月目
夫と死別して約半年は、人との距離を断固として縮めることはしませんでした。
どうせ自分のことを話してもわかってもらえないと思っていましたし、かわいそうと思われることもされたくなかったからです。
それには人と接することを極力避ければ、傷つくことすらないと思っていたからです。
自分の話はしない。自分から人と接触をしない。
これが自分を守ることでした。
でも、世の中にはそういう見えない壁をすっと通り抜けてくる人がいます。
死別後八か月目の、初めての保育参観の日。
私はいつものように「我が子だけを見に来ています。話しかけないでください」というオーラを出し、人を寄せ付けないように真顔で息子だけを見つめていました。
そこへ、すっと私に寄ってきて話しかけてきたママさんがいます。
何を話したかは覚えていません。
ただ、普通に彼女と笑いながら話をした事だけを覚えています。
久しぶりに人と自然に話ができたという、やや不意打ちを食らったような不思議な感覚を今でも覚えています。
彼女曰く、まゆみちゃんは話しかけやすかったと言ってくれていますが、正直疑問です。
でも、私はすごく嬉しかったことはよく覚えています。
本当は「普通のママ」としてやっていきたかったから。
彼女は私を普通のママとして話をしてくれた。
それに対して私も自然と答えられた。
その「普通」が本当に嬉しかったことを覚えています。
私は忘れかけていた「自然に人と話をする」という感覚を取り戻した日。
少し力を抜いて生きてもいいのかもしれないと、自分のがちがちになっていた心が少しずつ緩めることができました。
これも人のご縁です。
子ども同士の気質も合って、同じボーイスカウトに入隊して今でもとてもよくしてもらっています。
私の唯一のママ友です。
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