死別後に思い描いている未来はありますか

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<この記事を書いた人>

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死別した後の未来を考えよう

大切な人と死別をしたことで、絶望感がいっぱいになります。

未来は見えないし、過去の意味もよくわからない、「今」すらなんだかわからない状況に陥ります。

そんな時に、自分の未来を思い描くなんて、何をポジティブなことを言っているのだと思うかもしれません。

しかし、死別10年の私が言えることは、「無い」と思っていた未来は確実にやってきて、その未来を今自分は生きていると言うことです。

絶望を持っていてもいなくても、時は全ての人を未来へと運んでいきます。

少しずつで良いので、ただ流されるのではなく、自分の未来を思い描き、そこにたどり着くためには何が必要で、何をすると良いのかを見つけていきましょう。

幸せになるためには努力が必要

私のスポーツトレーナーさんは企業野球チームの選手です。

知り合いにはプロ野球選手になった方もいます。

その人たちとの違いは、結果が出ている人は、同じ練習時間を過ごていても、その時にすごく頭を使って考えていたり、陰で相当の努力をしていると言っていました。

それを死別の辛さに置き換えると、「幸せになる」といきなりハードルを上げる必要はありません。

今よりも少しでも楽になることが、欲しい未来ではないですか?

死別後苦しい、辛い、寂しいと言う感情があっても自然なことですから良いのです。

だからこそ「このままでいたくない」「少しでも楽になりたい」と、心と頭を切り離して考えることです。

考えることが、トレーナーさんの言う「同じ時間を過ごしていても、頭を使って考えていると言うことになります。

私たちはプロ野球選手になるわけではありません。

ましてや心が弱っているわけですから、ストイックになりすぎるとバランスが壊れます。

ですが知っておくこと、できる範囲で取り入れていくことはできます。

死別後をゼロ地点とすることがスタート

努力をすれば、欲しい未来が手に入ると言うことを、時間の使い方のお話をしました。

そこに抵抗感のある方もいらっしゃるかもしれません。

なぜなら旦那様の介護をしていた場合、きっと頭も体も使い、努力をしたけれど、生きて欲しいという欲しい未来はこなかったから。

しかし、夫婦は一体のようで、個々のものです。

あなたが努力してことはとても素晴らしいことで、旦那様が亡くなっても否定することでは無いですよね。

きっと旦那様にもあなたの想いは伝わっているでしょう。

あなたの人生はあなたの人生で、旦那様の人生はまた別物です。

それに加えて、あなたの死別後の未来を考えることも別物です。

あなたはあなたの未来を考えるためにも、旦那様とお別れした死別後をゼロ地点として、そこから「自分」を中心とした、未来を考えていきましょう

決して、旦那様と過ごした時間を蔑ろにしているわけではないです。

それを切り分けていきましょう。

寂しい、悲しいに振り回されないように

 

死別後の悲しさなどの感情を出すことは大事です。

溜めてしまっては淀みます。

ですが、そこに飲みこまれたり流されるだけにならないように注意しましょう。

寂しさを紛らわしてくれる時間や楽しく過ごす時間は大事です。

その分時間は裏切らず未来へ進みますから、気持ちは多少和らいで行きます。

その反動で、一人になった時に急激に落ち込んだり、寂しさが襲ってくることもあるでしょう。

その時間を大切にしてください。

痛みこそ楽になりたいと思う種です。

コミュニティやS N Sで紛らわす時間を作るのを否定はしません。

ただ、時間を決めることが大事です。

幸せになるために、自分の欲しい未来に近づくためには、努力が必要です。

少しで良いので、心と頭を切り離し、幸せになる、楽になる「努力」をしませんか。

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