過去の自分と今の自分の住む世界

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<この記事を書いた人>

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過去の私

私はいろいろとさまよいつつも、いつも今より少し幸せになりたいと思って生きてきたんだと改めて思いました。今もそう。

昨日より今日、今日より明日の自分が、あの夫を亡くしたどん底の自分よりも、もっともっと離れたいと、ちょっと危機感を持って生きているのかも知れません。

夫との結婚生活は毎日が楽しくて、人生の絶頂を毎日経験させてもらっていました。

夫を亡くし、地上に突き落とされるところか、深い深い海の底に沈んでしまいました。

そこから、明かりを見出し、地上に這い上がったら、もう元の場所ではなく、違う世界だったという感じです。

だから今の私の幸せは、夫と生きてきた世界の幸せとは全く違う価値観の中で生きています。

今の自分

その幸せを比べることもなく、戻ることも望んでいません。

何より、深海から地上に出るまでの、筋力をつけたことや、幸せの感じ方の術みたいなものを身につけた今の自分が好きだから。

未亡人の強さ

人間どん底を見れば、いろいろな価値観自体が壊れます。

死別は、それは本当に辛いことなのですが、自分の生き方や自分の価値観を一掃せざるを得ないから、ある意味ものすごい強みになると思っています。

私はだからこそ、死別を経験した人は強さや、本当の優しさみたいなものを持っていると信じています。

未亡人って暗くて寂しいイメージを持たれている方が多いと思いますが、いやいや、そんなことはなくて、ものすごい強さやしなやかさを持っているのだと思います。

だから、私は未亡人のイメージを変えてしまいたい。

そう思っています。

未亡人のイメージを払しょくするポイント

夫に先立たれても、生き生きと生きることをある意味、腹をくくってやることです。

周りの声にとらわれず、自分の人生を生きることです。

過去の自分にのまれたくないと思う反面、あのどん底の過去を経験しているからこそ、あれ以上心がきつかった時期もう来ないだろうと思っていますし、案外なんでも対処できるという自信もあります。

それが自分の力であり、自分のプライドになるものだと思っています。

死別して間もない方が読んでくださっているとすれば、ありきたりな言い方かもしれませんが、今しんどさこそが、自分自身の強さや幸せにつながっているということです。

だから自分を信じて。

なんか未亡人ってかっこいいなって思ってもらえるように、私は生きていきたいと考えています。

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