先日、ある会社の新年パーティに行ってきました。
一人行動が板についてきたので、誰を誘うわけでもなく、とにかく行きたいな思ったので申し込みました。
いつもお金の相談をしているMさんもそのパーティにくるとおっしゃっていたので、新年のご挨拶がしたいな、と言うのが参加理由。
到着した時は、Mさんはご挨拶に回られていてお忙しそう。
華やかな場で、なんとなく馴染めない自分。
Mさんしか知り合いもいないので、ご挨拶したら帰ろうって思っていました。
Mさんが空いた隙に駆け寄ってご挨拶と近況報告。
この近況報告も、とても良いご報告ができました(これはまた折を見てお話しできたら)。
私が来ることを知らなかったので、とても驚かれていました。
そして、紹介したい人がいる、と。
半年ほど前でしょうか。
Mさんとお茶をしていた時の話。
知り合いの方で旦那さんを亡くされて、とてもつらい思いをされている方がいる。
元気になって欲しい。
あおいほしさんは立ち直って元気になっているけど、どうやったらそう言う風に元気になれるのかしら?
と言うようなことを聞かれたのです。
私は、それを一言で答えをお伝えするのが難しいので、このブログを教えたんです。
私は、同じような経験をした人は絶対に立ち直れると心の底から信じています。
たとえ会った事がなくても、どんな人でも立ち直れると信じています。
なぜなら、こんな私でも今生きているし、笑っているから。
それを伝え続けているのが、このブログです。
Mさんはその方にも、読むかわからないけれどお伝えします。
と言ってくださったのです。
その人が今日、ここにきているので紹介しますね。
と、一人の女性を紹介されました。
彼女の印象
笑顔が素敵。
そして
絶対大丈夫
って思ったんです。もう、確信。
彼女は私と会えたこと、とてもとても喜んでくれました。
ブログを読んでくださっている方と実際にお会いするのは初めてで、わたしもとても感動しました。
わたしのブログを読んだことで、少しでも何かを感じてくれているのが分かったから、続けてきてよかったな、と心の底から思ったのです。
私たちはすぐに打ち解けて、たくさんたくさんお話ししました。
絶対に人には話さないようなことも、自然と話をしました。
私は死別歴7年。
彼女はまだ旦那様を亡くされて2年。
私がかつて思っていたこと、今も思っていること、いろんな事が重なって、言葉が溢れて止まらなかった。
私はすぐに人に頼って頼りまくりの人生だけど、彼女は一人で必死に生きている。
そんな印象。
パーティー会場じゃなきゃ抱きしめていたところです(笑)。
それくらい、がむしゃらに生きていて愛おしい。
そう思いました。
そして、彼女の一番凄いところは
「自分は荷物を下ろさなきゃ、新しいものは手に入らない」
と言う事を分かっている事。
わたし達は大切な人を亡くして、しばらくそこにいたいと思います。
夫と引き裂かれるのが嫌だと抵抗します。
でもね、絶対に引き裂かれると言うことはないんですね。
わたしはいくら、いろんなこと(もの)を手放しても、やっぱり日々夫のことを感じているし、思い出も愛おしい。
過去を手放し今に集中してみると、今夫に自分が守られていることに気がつきます。
彼女はその一歩を踏み出さなきゃいけないと言うことを、分かっているように思いました。
ただ、今はその時期じゃないのかも。それだけの事。
そして、私たちは大切な人を亡くすと、リアルに一人になりますし、孤独をものすごく感じやすい。
でも、こうして実際に会うと一人じゃないって思えるのです。
それは依存とかそう言う低レベルのことじゃなくて、ただ安心してホッとするのです。
理解してくれる人に出会えたって思えるのです。
辛かったよね、気持ちわかるよ。
なんて、夫がいる人にたくさん言われました。
心の中ではそれは絶対に嘘でしょ。わかるはずないって思っています。
ありがとうなんて言いながら、嘘でしょって思っています。わかるはずないだろって。
でもね、同じように夫を亡くしていますって言うことだけで、ずっとずっと理解し合えるのです。わかるよ、なんて言わなくても分かってもらえると思えるのです。
だから、ね、実際に会うって大事だなって思いました。
たしは立ち直り元気になったと言いつつも、凹む事があります。
孤独だって感じます。
だからこそ、今日の出会いは本当に嬉しかった。
いくら立ち直ったって言えども、やっぱり勇気をもらえるのです。
わたしはすぐに帰るつもりだったけど、結局お開きになるまでお話をさせていただきました。
Mさんにとても感謝。
また時間を作って会いに行きたいと思っています。
なんかオフ会的な事ができたらいいなーなんて思いも芽生えました。
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コメント
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悲しみ方は人それぞれで、立ち直り方もそれぞれですよね。
ブログで大切な人を亡くした方の経験を読んで、共感したり考えさせられたりの毎日です。
私は夫が亡くなってから、手で触れられない、話もできない、その寂しさを痛感しています。
でも、夫との生活が「幸せだったな」との思いも強く、その余韻で死ぬまで「幸せ」を感じられるだろうなとも思うんです。
夫と「絶対に引き裂かれることはない」と私も確信しています。
オフ会みたいなの、できればいいなと私も思います。
あおいほしさんに実際にお目にかかりたいです!
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>ぼっちさん
コメントありがとうございます。
大切な人な触れられない、という切なさや寂しさが身にしみる時ってありますね。
私はそういう時って、体調とか自分が元気じゃないとき。
だから、いつもある程度自分勝手(笑)に自分の好きなものを食べ、面白そうな事には飛び込んで、大切な友達とたわいもない話をするとか、自分を大切にしています。
ぼっちさんはどうでしょう?どうぞご自分を大切に、時にはわがままに過ごしてください!
実際に会う事、今回の出会いで大変だなぁと思いました。お互いに勇気になる。
ただのおしゃべりだとしても、同じような経験をしたからこそ、生まれる何かがあったりします。
いつかお会いできるといいですね!