専業主婦だった私が立ち直れたこと。

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<この記事を書いた人>

桜きれいですよね(先週・悲)。上を向いて歩こう。

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死別当初は仕事がありませんでした。

結婚直前の仕事は、今でいう「働き方改革」前でしたし、仕事もアナログ的で、仕事に手間がかかっていました。

とにかく毎日終電で帰る生活。

それに耐えられず、私は結婚という場に逃げました。

結婚=ゴールと思っていました。

甘いよね。

どっぷり夫に依存するぬるま湯生活に入り、私は子供が3歳と0歳の時に夫を亡くしたわけです。

今思うこと。

あの時仕事をしていたらだいぶ違ったのかな

と思うんです。

たら、れば、なのでなんとも言えませんが、それだけ仕事って立ち直るために必要な要素と捉えています。

働くスタイルによっても違いますが、私にとって、同じ時間に起き、同じ場所に行き、毎月予測できるお給料をいただける、という、ある意味単調な生活サイクルが心を安定させて行きました。

専業主婦だったから、社会復帰は緊張の連続。

でも、それも慣れていくとともに、生活の安定が心の安定に繋がって行きます。

この慣れっていうのが不思議と自尊心に繋がったりもします。

子供と一緒にいないとかわいそう

そういう人もいましたし、今だってそう捉える(言ってくる)人だっています。

特にパパがいないんだから!とかいう人もいる。

このコロナ騒動で、私は変わらず仕事に出ています。

(仕事だから仕方ないです)

育ち盛りの子供たちは、私の用意した食事だけでは足らない、と自分たちで工夫して、食事の用意もできるようになりました。

私が帰る頃にはお風呂も済ませて、案外勉強も済ませてくつろいでいます。

働くことを後ろめたく思わない姿勢と、頑張っている姿を見せれば、子供たちも徐々にですが頑張るようになってきています。

だから、私は仕事をすることで立ち直れた部分が大きかった。

メンタル的に落ち込んで、なかなか社会復帰に至らない方もいるかもしれないですが、そこは焦らなくていい。

でも期限を決めて社会に出たらいいかもしれません。

物の見方も変わってくるから。

何より、働くことで、夫に対して、尊敬と感謝が生まれます。

私はまだまだ夫の年収に至っていないから、夫ってどれだけ社会的に価値がある仕事をしていたんだと思うんですよね。

ただ、悲しいじゃなくて、社会に出れば、夫の頑張りを心底感じられる。

視点が変わりました。

そして、確実に人間関係、世界が変わって行きます。

仕事が辛ければ、仕事とは別に違うコミュニティがあると、支え合える。

それが死別ランチ会から広がればいいなと思っています。

仕事ってなんだろう?

でも、必要だから世の中にある。

 

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