死別したことにプライドを持つ。

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<この記事を書いた人>

会社でずっと支えてきた方が、新しい人生の覚悟を決めました。とっても嬉しい!と社長がお祝いのケーキ(その当事者はいないけどね)をみんなに買ってきてくれました。こうやって人の喜びを分かち合えるって、素敵なこと。とても尊敬できる人です。


私が、社長の対談のお仕事に同行させていただいたときの話。

社長が、

彼女は死別シングルマザーなんですよ

と、紹介してくれました。

その時の場の凍りついた空気感。

今思い出すだけでも笑えます。

この人、何をみんなの前で言ってるの?かわいそうに・・・

とは言われませんでしたが、そんな空気。

社長は私が、死別シングルマザーを心から元気にしたいと言うことを知っています。

今の私は、オープンだと知っています。

それを言うこと、言われることに特別感はありません。

だから、社長もさらっと言ったんですよね。

あの時の、言っちゃいけない、みたいな空気感すごかったね〜

と今では社長と笑い話の域。

本当にその通り。

私たち死別であることは、別に腫れ物でもなんでもないんです。

そうさせているのは周りの勝手なイメージなだけ。

それにいちいち傷つかなくて良い。

確かに、私も死別当初は辛すぎて言えなかった。

でもいつまでも、と言うか死ぬまでかわいそうな人なんかじゃ決してないんです。

周りは何も知らないし、勝手なイメージを押し付けます。

むしろ私たちは、命の尊さを知っているし、死が特別なことでもなく、本当に身近で本当に誰にでもやって来ることだと言うことを知っているんですよね。

何か、特別でそれは別物のように生きている人たちとは一線を画す、くらいのプライドは持っても良いんじゃないかなと思っています。

だから、いつか転換できるんです。

生きる力に変えていけます。

私はこんな荒治療(夫の死)がなければ、こんな考え方に至らなかったですもん。

だから、この経験にプライドを持つことです。

それが、亡くなった方への愛情表現なんじゃないかなと。

負けないで。

周りの「かわいそう」なんかに負けることはありません。

そういう風に思いたい人なんだな、くらいの気持ちでいれば良いんです。

「そう、おっしゃる通り、私はかわいそうな人なの」

そう思ったら、そうなって行く。

まだトンネルの中だと、それに押しつぶされてしまうかもしれない。

でも、仲間がいます。

それに打ち勝った人がきっときっとたくさんいます。

私もそう胸を張って言える1人になれるよう、日々精進。

一緒に進みましょ。

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コメント

  1. SECRET: 0
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    私もいつか全ての事柄にオープンになって死別シングルマザーとゆう事を動揺なく話せる日が来るように頑張りたい。
    そう思える記事でした。ありがとうございます
    また遊びにきますね✨

  2. あおいほし より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >らいる:突然未亡人となり死別から学ぶ自己啓発さん
    おはようございます。
    突然未亡人となり死別から学ぶ自己啓発と、お名前につけていますね。
    お名前の通り、死別から何かを感じ、自己啓発をされているんでしょうか?
    それがきっと、らいるさんの強さになって行くと感じました。
    きっと十分頑張っているんじゃないかなと想像しています。
    だから、胸を張って言える日がそう遠からずやってくると思いますよ。
    また遊びにきてください。
    私も、ブログ拝読させていただきますね。
    コメントありがとうございます。