ただの経験でしかない。

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<この記事を書いた人>

毎日食べている美腸スープ。はまっています。寒くなるとスープが美味しい。温かいものを体に入れるとホッとしますね。

昨日は、子供達の学芸会。

前日の深夜、ビデオカメラの用意を急いでしました。

メモリーの残りがほとんどなくて、焦って何か消去しなきゃと、昔のデータを確認。

その中には幼い子供達の姿。

その可愛い子供達に見入ってしまいました。

あぁ、私が頑張ってこられたのはこの子たちがいてくれたからなんだと改めて思いました。

子供っていつも笑って、いつも一生懸命。

私はこの子たちの為に生きてきたというよりも、私はこの子たちに生かしてもらっていたんだなと思いました。

あの時、前しか見えなかったのは、この子たちの未来を自分の目で見たかったから。

その当時はそんなこともわからず、とにかく毎日をこなすことに必死でした。

でも、人生勝負でもなんでもないのに、周りに負けたくなくて、奮発して沖縄に子供と私だけで旅行に行ったり(しかもペーパードライバー状態で行きました)、電車だけで北海道に行ったり。

そんな動画も出てきてて、あの時は本当に突っ張っていたなぁと(苦笑)。

今考えれば、こんな小さな2人子供をよく連れて行ったなと思いますが、私も若かった。

ただ勢いだけで、ただ不憫な思いをさせたくないというだけで、とにかく何かを誤魔化すように動きまくっていたように思います。

でも、本当は私自身のためなんですよね。

私だって寂しくないもん、大丈夫だもんと強がっていたのかもしれません。

周りがキラキラ見えたから。

でも、連れていく先々で、子供達は子供達なりに何かを感じてくれて、楽しんでくれていた。

覚えていることは少ないかもしてないけど、何か体や心のどこかに「経験」として染み込んでいてくれたらいいなぁと。

人生の全ては「経験」です。

宇宙から見たら、沖縄に行ったことも、北海道に行ったことも、パパを亡くしたことも同じ「経験」でしかない。

いろんな経験をして、自分の人生をどう展開するか。

それを自分で次の一手をどう選択するのか、その選択肢を広げるという為に経験があるのかもしれません。

それは命ある限りずっと続いていく。

経験、選択、経験、選択…

誰かと戦うでもなく、自分を柱にして積み重ねてゆく。

捉え方、感じ方は全て自分が握ってる。

全ては自分の捉え方だから、自由なんですね。

子供達にはそれを一つづつ楽しみながら、少しだけ意識しながら人生を歩んで欲しいと思います。

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