ダメだと言ってみる

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<この記事を書いた人>

私は、とても長男との距離感に困っていました。

お休みの日には、お母さんお母さんと私を探しづつけ、気の休まる時がありませんでした。

でも、父親を突然亡くしてしまった彼の心を思うと自分が頑張るしかないと、彼の全面フォローをしていまいた。

正直に言うと、長男にうんざりしていたのです。

長男長男できていたので、次男に目をかてやることも思う通りにならず、完全に長男独占状態で、次男には申し訳ない気持ちも持っていたのです。

子供の習い事(ボーイスカウト)で、3年生に上がると基本的に自分のことは自分でするスタイルに変わります。

私は内心ホッとしていたのです。

やっと距離ができると。

その時に、お手伝いで入ってもらえないかと要請が来たのです。

首を縦にふるとまた長男とべったりの日々が続きます。

夫がいた頃は、子供を連れ出して小一時間でも子供と離れて一人ほっとできる時間がありました。

それが今ないの。

別の部屋にいても、玄関の掃除をしてもお母さん、お母さん…。

多分なんてことないことなのかもしれませんが、私っとては、とても深刻でした。

彼をフォローしたい気持ちと、自分の時間を取りたい気持ち、次男に目をかけてあげたい気持ち、ただ一人で全てをやり通すのは無理がありました。

お手伝いの説明を含め、懇親会がありました。

その時に、できるできないの話になり、こういう場面では夫ができるかも、とか、パパに出てきてもらったら?なんて話になり、もう私の気持ちのキャパオーバーが来てしまったのです。

もう無理だ。

私は、涙ながらに自分の今の正直な気持ちをお伝えしました。

母親失格レベルですよね。

子供にうんざりしているなんてぶっちゃけるのですから。

でも、わかってくれました。

できることをすればいいよ、と。

無理なら無理と言ってくれた方がいいとその責任者の方は言ってくれたのです。

無理をしないで言ってよかったです。

私と長男には、いい距離感が必要みたいです。

その想いを解放した途端、長男が自然に私から離れて友達と遊ぶようになりました。

今年の春休み、一人でキャンプに行くことも彼自身で決めました。

それ以外にも、お友達のうちに泊まりに行くと言って張り切っています。

重たい気持ちを解放しましょう。

そこから、また何かが動き出します。

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