夫との約束

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<この記事を書いた人>

夫の葬儀は家族葬でした。

義両親の意向です。

私は、当時何が何だか訳が分からず、ただただ、義両親の進めるがまま葬儀はとり行われました。

喪主の挨拶以外は向こうの取り仕切りで行われました。

お坊さんを呼ぶくらいなら、そのお金を未来ある子供達に使った方が良いというようなことも言っていました。

なので、お坊さんは呼んでいません。

私には、経済力もなければ、お葬式の段取りなども何もわかりませんでした。

しかも、3歳と0歳の子供たちを残されて、もう訳が分からなかったと思います(未だに当時の記憶や感情は曖昧です)。

全て、向こうの意向通りにお任せしたのです。

でも、ね、やっぱり、もやもやするのです。

お経を読んでいただいて、お別れをしないと。

それと、私と夫は大学の友達同士だったので、共通の友達や後輩が多くいました。

その人たちとお別れをさせてあげていないことに対して、わだかまりが自分の中にありました。

いつかキチンとお別れをさせてあげなるからね、と心の中で思っていたのです。

三回忌、私はお坊さんを呼びました。

私の家族だけで三回忌をしました。

まだ、友達に連絡をしたり、場所を決めたりと言う余裕がなかった頃です。

 

次の七回忌、そこでちゃんとお別れ会をしよう。するからね。

三回忌の時に、夫と約束しました。

 

そんな想いを持ちながら過ごしていたら、友達がお坊さんになって、向こうからやってきてくれるなんて!

すごく不思議ですよね。

 

ずっと、心の真ん中にあったこの思いが動き出したのです。

2015年、夫との約束は、こんな不思議な形となって現れたのでした。

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